ペットのお葬式ってどんなことをするの!?マナーや供養の方法は!?

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大切なペットとの別れの時が来た時、飼い主として、家族の一員としてどんなことをしてあげられるのでしょうか?

もしもお葬式をするとすれば、どんなふうにしてあげられるのでしょうか?

ペットのお葬式にはどのような方法やマナーがあるのか?

どのような供養の方法があるのかなど、私の体験も交えながらご紹介したいと思います。


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目次

家族の一員としてペットのお葬式をする人が増えている

大切な家族の一員だったペットとの別れ。

「家族」という気持ちが強くなると、やはりその喪失感は深いものです。

そのため最近はペットのお葬式をする人が増えています。

ペットのお葬式ってどんなことをするの?

ペットのお葬式にも、様々なスタイルがあります。

ペットの火葬だけを業者にお願いするという方法もありますし、人と同じようにお寺できちんとお葬式をする方法もあります。

わが家でも2度ペットのお葬式をしています。

最初に利用した時にはペット葬儀社で簡単なお別れ式をしました。

この時はペット業者に依頼すると、すぐに担当者が自宅まで引き取りに来てくれました。

ペット葬儀社に移動すると、湯灌(ゆかん・体をきれいに洗ってもらうサービス)をし、ペット用の棺に入れて一晩安置しました。

翌日に簡単なお別れのセレモニーを行い、大好きだったペットフードや花を棺に入れ火葬しました。

遺骨はペット葬儀社内にある納骨堂に安置し、3回忌を迎えた時にペット霊園に合祀しました。

2回目の時は、ペット火葬のみを利用しました。

この時は私が体を洗い、自宅の庭にあった花や好きだったペットフードなどを棺に入れ、業者に引き取りに来てもらいました。

火葬が終わるとペット用の骨壺に遺骨が納められた状態で自宅に届けてもらいました。

私が経験したペットのお葬式のほかにも、「移動火葬場を利用する」という方法もあります。

これは自宅の近くまで移動火葬車が来てくれるので、その場で火葬に立ち会うことになります。

もちろんなかにはお寺できちんと儀式を行い、人のお葬式と同じようにお別れをした後火葬をする人もいます。

ペットのお葬式でのマナーとは?

いくらペットのお葬式だからといっても、やはり派手な色の服や露出の多い服装は避けるべきです。

また匂いのきつい香水などもマナー違反となります。

御香典っている?

きちんとしたお葬式のスタイルになると、「もしかしたら御香典も必要なの?」と思うかもしれません。

たしかに御香典は気持ちですから、準備したとしても問題はありません。

でもあなた以外にもお葬式に参加している人がいた場合、あなた以外の人が御香典をもっていかなかった時のことも考えなければいけません。

またお香典を受け取る側も、「かえって負担させてしまった」と恐縮してしまうこともあります。

そんな時におすすめなのが、火葬前に棺に入れる花のアレンジメントです。

お別れのお花であれば形も残りませんし、あなたの気持ちも相手に十分伝わります。

ペットのお葬式にはどんな服装をすればいいの?

ペットのお葬式にも様々なものがあるのですが、「どのようなスタイルでお葬式をするのか」というよりも「どこでお葬式をするのか」によって服装にも違いがあります。

火葬のみを引き受けてくれる業者の場合は、特に服装に気を配る必要はありません。

もちろん移動火葬場を利用する場合も、特に服装に決まりはありません。

普段着のまま立ち会っても問題はありませんし、逆にきちんと喪服を着て立ち会ったとしても問題はありません。

つまり「服装にこだわらずに立ち会うことが出来る」というわけです。

ただしお寺などきちんとした場所でお葬式をする場合は、周りの方への配慮から普段着は遠慮するのが一般的です。

きちんとした喪服を身に着けなければいけないということではありませんが、やはり準喪服程度はマナーとして準備する必要があります。

通常の火葬場にペット用の火葬炉がある場合の服装は?

通常の火葬場にペット用の火葬炉が設置されている施設もあります。

このような場所では、やはり周りの方々への配慮として喪服または準喪服を身に着けるのがマナーといえます。

人によっては人間の火葬場にペット用の火葬炉があること自体、快く思わない人もいます。

飼い主にとってペットは家族同然の存在なのですが、分類上は「愛玩動物」ですので人間とは違います。

死と向き合う現場が火葬場であるということから考えてみても、やはりある程度周りへの配慮は必要といえます。

ペットのお葬式に呼ばれた場合はどうする?

友人・知人のペットのお葬式に呼ばれた場合、困るのが「服装」ですよね?

基本的にペットのお葬式で喪服を付けなければいけないというルールはありません。

ただあまりにも奇抜な服装で会場に行くと、家族に不快感を与えることもあります。

最も無難なのは「あまり目立たない服装をする」ということです。

通常のお葬式と同じようにアクセサリーは極力控え、化粧もナチュラルメイクを心がけます、

男性の場合、ネクタイは外していても構いません。

シャツにも決まりはありませんが、やはりお葬式ですので無地のシャツ(白でなくても落ち着いたカラーであればOK)にしておくのが良いでしょう。

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お葬式後の供養にはどんな方法がある?

ペットのお葬式が終わった後の供養には様々なものがあります。

最もオーソドックスなのは、人間と同じようにお墓に納め毎年供養をするという方法です。

またペット霊園に合祀するという人もいます。

最近のペット霊園では毎年合同慰霊祭を開催し、合祀されているペットたちの供養を利用者みんなで立ち会うというサービスをすることもあります。

遺骨をペンダントにして身に着けるという供養の方法

ペットロスが社会問題になったことによって注目されるようになったのが、遺骨をペンダントにして身に着けるという供養のスタイルです。

「手元供養」と呼ばれる新しい供養のスタイルの1つなのですが、「いつでも身近に感じられる」「供養という方法に縛られたくない」という人に人気があります。

遺骨ペンダントにも様々なタイプのものがあります。

遺骨をダイヤモンドやジュエリーに加工することもできますし、遺骨の一部を小型の収納ボックスに入れたものをネックレスにするという方法もあります。

散骨という方法

墓という考え方にとらわれたくないという人に人気があるのが、散骨です。散骨には様々なスタイルがありますが、人間の場合は一般的にパウダー状にした遺骨を海に撒くスタイルが取られます。

ただペットの場合はちょっと事情が違っています。

「いつまでもそばにいてほしい」という気持ちが強いため、遺骨を庭に撒き墓石の代わりに花を植えるという人が多いです。

実はわが家の2回目のペット葬儀の際にも、これと同じようにしました。

普段日向ぼっこをするのによくいた場所に粉骨した遺骨を撒き、その上にハイビスカスの苗を植えました。

手を合わせるという場所というよりは、身近にペットを感じられる場所というイメージに近いのが気に入っています。

ちなみに散骨をするにあたって必要となる手続きや申請などはないので、自宅の庭に散骨することは問題ありません。

ただし散骨する際には必ず粉骨してから行うようにします。これは庭に散骨する場合でも、海に散骨する場合でも同じです。

まとめ

ペットのお葬式や供養には、様々なスタイルがあります。

大切な存在を失ってしまったことには変わりはありませんので、飼い主が納得できる方法を探してみるのが一番の方法だといえます。

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