ついに小学校でも英語教育が入ってくるようになり、現場の先生たちの研修がたくさん開かれていると言います。
では保育の世界にも英語の波は来るのでしょうか?
また、そうなった場合に資格などはあるのでしょうか?
保育と英語についてまるっとまとめてみました☆
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目次
保育士にも英語の資格はある!
保育士用の英語資格はあるのかどうか、気になった方もいると思います。実はこの保育士用の英語資格はあるんです。
一般社団法人、保育英語検定協会が行っている民間の試験です。
受験資格はないので誰でも受験可能です。
しかし、保育士資格を持っている人が合格すれば「イングリッシュエキスパート保育資格証」というものが発行されます。
これは公的な証明書類の一つとして使えるのです。
では詳しい試験内容も見ていきましょう。
5級は入門レベル 初歩的な単語等が理解できてればOKです。
試験時間は30分で検定料は2300円。
4級は500語レベル 簡単な定形型のフレーズでコミュニケーションが取れればOK。
試験時間は50分で検定料は2800円です。
3級は1000語レベル 3級からはリスニングも入ります。
子どもとコミュニケーションが取れて、保護者のトークが分かる程度でOK。
試験時間は70分で、検定料は3300円です。
2級は2000語レベル 2級は英語だけの保育活動の補助ができる程度を求められます。
子どもや保護者とコミュニケーションが取れて簡単な文章作成ができる程度でOK。
試験時間は75分で、検定料は3800円です。
準1級からは面接もあり 保育活動のための文書作成も難なくこなせるレベルです。
語彙力は3000語レベル。
2級を持つ人に支持を出せる実務レベルという感じです。
試験時間は一次試験(筆記)80分の2次試験(面接)10分です。
検定料は5500円です。
1級は専門レベル 語彙力は5000語レベル。
高度なコミュニケーションを取れて文章作成も簡単にできることが求められます。
試験時間は一次試験で80分、2次試験で10分です。
検定料は6000円です。
保育士にも英語が必要になる?
英語教育はどんどん低年齢化しています。保育園、幼稚園院お勤めのみなさんの周りにも英語の早期教育をされている子どもがいるでしょう。
特に2018年度は小学校の英語教育改革が始まった年でもあります。
英語教育で小学校、中学校、高校の各段階で英語教育を充実させて生徒の英語力を向上することを目的にしています。
大学入試も「読む力」よりも「聞く、読む、話す、書く」を計る試験になると言われています。
実際にTOEICなどの導入を決めた大学もありますね。
英語教育は小学生の時点から始まるというだけでなく、すべての内容も変わるという印象があります。
実際に小学校の英語教育が変わるのは2020年度から。
今現在、小5と小6で年間35単位で実施されているものが、小学校3年生からになります。
授業時間も3倍程度になる見込みです。
では、少し昔の話をしましょう。
以前は「ひらがなは小学校で習えばよい!」という風潮がありましたね。
昭和の時代の話です。
しかし今現在はどうでしょうか?
年中や年長でひらがなはもちろん、カタカナやアルファベットまでマスターしている子がほとんどです。
幼稚園や保育園でもお勉強の時間と称して文字を教えているところもあるでしょう。
そう考えると、保育園でも英語教育が求められるようになってくるのは当然ですよね。
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英語の資格を持つ保育士の求人は?
では実際に英語の資格を持っている保育士にはどんな求人があるのでしょうか?これも実際に調べてみました。
関東地方だと ・バイリンガルサイエンスインターナショナルスクール
・ACCパルインターナショナルスクール
などのインターナショナルスクールがあります。
関西だと ・神戸インターナショナルスクール
・ビーエルキッズインターナショナルプリスクール
・めばえインターナショナルスクール
等があります。
主にインターナショナルスクールが求人を出していますね。
他にも子育て支援員になってバイリンガル系の保育所に補助で入るなど重宝されることもあるようです。
今現在、英語ができるからと言って給料にプラスで手当てがつく…ということはあまり聞きません。
ということで、英語の資格を取ったとしても給料には実際に響いては来ませんね。
しかし、いずれは必ず必要になるときが来ます。
自分のスキルアップのためにチャレンジしてみるのもイイかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?英語教育はどんどん早期化していますね。
保育士も英語ができないと生き残れない時代が来るのかもしれません。
今のうちから少しづつ、時間を見つけて勉強していけたらいいですよね!
私も一緒に頑張りたいと思います☆
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