入学式に母親が着物を着る時のマナーって!?着物のレンタルってどうなの!?

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入学式の母親の服装といえば、フォーマルスーツが大半ですが、まだまだ根強い人気なのが、日本の伝統衣装である着物です。

フォーマルな装いながら、上品さと華やかさを演出する母親の着物姿は、意外と子どもからの評判もいいんです♪










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目次

入学式に子どもが母親を自慢したくなるような着物って?

着物を選ぶ前に知っておきたいのが、着物の種類です。

着物には、「訪問着」「付け下げ」「小紋」の3つがありますが、それぞれ目的に合わせて選ぶのがマナーです。

一番格が高いのは、訪問着。

比較的手ごろな値段で購入が出来る小紋は、洋服替わりという格付けですので、入学式には合いません。

ただし、江戸小紋などの核が高い紋は、訪問着と同格ですので、入学式でもOKです。

着物の種類が決まったら、いざ、着物選びです。

着物を選ぶ時は、洋服の選び方とはちょっと違います。

実は、着物の印象を左右するのは、「着物」「帯」「帯紐」の3つです。

しかも、選び方も「着物優先」と「帯優先」の2つがあります。

着物の色や柄が気に入っているなら「着物優先」、帯の色や柄が気に入っているなら「帯優先」になります。

そして、着物と帯のバランスをうまくとってくれるのが、「帯紐」になります。


●20代母親におすすめの着物と帯
華やかなパステルカラーの訪問着は、かわいらしさもプラスされるので20代におすすめです。

柄には、金・銀の装飾がないものを選びます。

帯は、着物の柄を引き立てるものを選びますが、洒落帯は避けます。

●30代、40代母親におすすめの着物と帯
色無地か付け下げを選ぶと、控えめな印象になるのでおすすめです。

また、江戸小紋も当目で見ると無地のように見え、さらに江戸大名が身につけていた柄であるため、格上の印象になります。

無地の着物となると半襟や帯でお洒落をしたいところですが、フォーマルな席なのでこれはNGです。

いずれも、「フォーマル感のあるもの」「清楚なもの」を選ぶようにします。


入学式にしか着物を着ない母親ならレンタルがお得!

着物はほとんど着ないけれど入学式にはつけたいという母親におすすめなのは、着物レンタルです。

格上の訪問着や付け下げとなると、2万円以上の物も多くありますが、1万~1万5千円の価格帯でも、かなりの種類があります。

着物をレンタルする場合に、押さえておくとグッと映えるポイントがあります。

●30代40代はネットレンタルを避けるべし
30代40代になると、色によって肌の色がくすんで見えてしまうこともあります。

好きな色と肌を明るく見せる色は違います。

特に入学式の着物といえば、無地または無地に見えるものを選びますから、着物の色選びは重要です。

貸衣装を行っている美容室や着物のレンタルショップで、直接肌の色とチェックしながら選ぶようにするのが、着物映えをよくするポイントです。

●髪の色と合っているかもチェックする
着物は伝統的な日本女性の装いですから、基本的に黒髪女性が美しく見える服装です。

普段全く着物を付けない若い母親だと、洋服に合わせてかなり明るめのカラーになっている場合がありますが、このような場合は特に、髪の色とあわせた着物選びが大切になります。


●着付けの予約も大切
着物の着付けを頼む場合は、早めに予約を取るのも大切です。

何しろ、入学式の主役は子どもですから、子どもの支度を後回しにするわけにはいきません。

余裕をもって当日を迎えられるように、しっかりとスケジュールを組むようにしましょう。

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入学式に母親が着物を付けるなら知っておきたいマナー

入学式の着物にも、マナーはあります。

マナー以外にも、押さえておきたいポイントがありますので、最後に紹介しておきます。

●歩くときのマナー
子どもの引き立て役に徹するのが母親の役目ですが、歩き方のマナーが出来ていないと、変な意味で目立ってしまいます。

歩くときは、「内股&歩幅は狭く」が鉄則です。

背筋を伸ばして、静かに歩きます。


●階段を上る時のマナー
階段を上る時に足首が見えるのは、マナー違反です。

右の上前(裾の部分)を右手で軽く持ち、あげた足が完全に地に着く前に、残った足を上げるようにすると、足首が見えづらくなります。


●子どもに手を振る時のマナー
入学式の時についやってしまうのが、笑顔の子どもに手を振る動作。

やってはいけないわけではありませんが、着物を付けている時は、手の振り方にもマナーがあります。

ここでも、振る側の腕や肘が見えてしまうのはマナー違反です。

軽く袖口を押さえ、小さく手を振るのがマナーです。

●足袋の替えは必ず1足以上
清潔な足袋は、着物全体のイメージをより上品に見せてくれます。

でも、入学式の当日は、何が原因で足袋を汚してしまうかわかりません。

せっかくの着物姿ですから、何があっても大丈夫なように、予備の足袋を必ず持っていきましょう。


まとめ

入学式の着物姿は、伝統的な日本の入学式という感じがして、見た目の印象も雰囲気もとても良いものです。

普段着物を着ないという人でも、ここで紹介したポイントを押さえておけば大丈夫!

素敵な着物姿で、わが子の入学式をしっかり引き立てていきましょうね♪


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