もちろん、有田焼といえば高級陶磁器として有名です。
贈答品だけでなく骨董品としても価値が高い有田焼の「市」というくらいですから、相当お安く手に入るということなんでしょうか?
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目次
有田陶器市とは
毎年、4月29~5月5日に開催されるその様子はメディアなどでも広く紹介されるのが有田陶器市です。ただし、その歴史がすでに100年以上もあるということ、ご存知でしたか?
実は、大型連休の一大イベントである有田陶器市は、1915年、地元の陶磁器展が共同で開催した「蔵ざらえ販売」というのが始まりにあります。
さらに第二次世界大戦後は、ハンパもの・傷物・さらには有田焼以外の低級品までを扱い、客の目利きと店との駆け引きが魅力という現在のスタイルを確立しました。
この流れは今も引き継がれているため、有田陶器市では、あらゆる種類・値段の陶磁器がリーズナブルな価格で手に入るようになっているのです。
さて、しつこいかもしれませんが、有田陶器市の魅力は何といっても「客の目利き」です。
品物も値段もピンからキリまでありますから、掘り出し物にあたれば儲けものです。
でも、全国から「我こそ目利き名人」を自称する有田陶器市ファンが、平日でも数万人単位で押し寄せてきます。
ですから、並の根性では、良いものに巡り合うことはできません!
有田陶器市で得するにはリサーチ力が重要?それとも体力で勝負?
休日になれば、全国から20万人が集まってくる有田陶器市ですから、本気でよい買い物をしたいのなら、何か戦略を立てなければ、「なんとなくにぎわっている雰囲気は味わっても何も手に入れられなかった」なんてことも起きます。では、必勝のためのポイントを2つ紹介しましょう!
●リサーチ力をフル活用し目当ての店へ一直線!頭を使って勝負をかけるなら… 有田焼といえば、「柿右衛門」「源右衛門」「今右衛門」の3大窯元を外すわけにはいきません。
あまりにも有名なのでどこでも手には入りますが、やっぱり窯元でなければ手に入らないお宝だってあるのです!
ちなみに、源右衛門と今右衛門は、有田駅から徒歩で行けるメインストリートにお店があります。
ただし、柿右衛門は離れています。
スタートで攻めるか、最後に残しておくかは、あなた次第です!
さらに、ホテルやレストラン向けの食器を製造・販売している㈱カマチ陶舗ですが、このお店もメインストリートにあります。
しかも、有田陶器市の開催期間中のみ、一般販売されます!これはお得です!
●周りの体力がなくなる頃にエンジン全開!体力で勝負をかけるなら… 目利きに自信はなくても、体力だけは自信があるという人は、長期戦でお宝をゲットするのが一番です!
そんなあなたにおすすめしたいのが、「有田陶器市攻略アイテム」です。
まずは、靴!歩きやすい靴を選びましょう。
次は、鞄!カバンは、どんなお宝でも持ち帰ることが出来るように、リュックサックが定番です。
さらに、陶器市は多くの人出がありますから、じっくり作品を見ているうちに手が真っ黒になっていることもあります。
汚れ防止もかねて、軍手は必需品です。
開催されるのは5月ですから、日よけのために帽子とタオル、日焼け止めクリームは必要です。
無防備に歩き回ると、あとからひどい目にあいます。
さあ!ここまでしっかり準備しておけば、あとはあなたの体力が続く限り勝負に挑めます!
気合を入れて頑張りましょう!
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有田陶器市の駐車場やアクセス方法は?
有田陶器市へ車で行く際には、駐車場の確保が問題ですが、ここもそう簡単には確保できません。メイン会場に最も近い駐車場は、「有田中学校」になりますが、この場所は毎年最も人気が高く激戦が予想される場所。
会場へのアクセスが最も良いためどうしても人気が集まっているのですから、
どうしても止めたいのなら、午前7時までに入庫してください!この時間を過ぎたら、アウトです!
ちなみに、駐車料金は1日500円。
早く到着して、早めに行動開始してもよいですし、駐車場で小休憩をとるのも良し!
とにかく、有田中学校に止めたいのなら、朝早く現場到着が必須です。
●有田中学校は諦める…という人は 「そんなに早くは無理!」というあなたにおすすめなのが、「ひらき球場」。
ここなら、有田中学校よりは歩きますが、回るコースによっては、かなり効率の良い場所にあります。
さらに、「お金はかけたくない!」という人は、有田焼卸団地の無料駐車場を利用しましょう。
800台駐車できますし、メイン会場となる有田駅までは無料のシャトルバスが出ています。
有田陶器市公式ホームページでは、駐車場の空き情報なども配信してくれています。
有田陶器市公式ホームページはこちら
●最後にアクセス方法を… 車でのアクセスの場合、西九州自動車道波佐見有田ICを降りて、県道4号線から会場入りすることが出来ます。
ただし、開催期間中、周辺道路は大渋滞が予想されます。
「午前8時を過ぎたら道は動かない」と思って、できるだけ早く会場到着するようにしてみてくださいね。
まとめ
100年以上の歴史を誇る有田陶器市。毎年多くのファンが押し寄せてくる、日本でも屈指の大陶器市です。ぜひ、あなたもこのにぎわいを直接体験してみてくださいね!
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