手元に届いたマイナンバーカード。
個人情報が国及び地方自治体レベルで
広く共有されるシステムなので、
公的サービスの簡略化が
期待されるといわれている制度です。
でも、みなさん、マイナンバーカードを
うまく利用していますか?
なんとなくよくわからないまま、
未だに使いこなせていないのなら、
ちょっともったいないかもしれません。
そこで今回は、マイナンバーカードで
簡単にコンビニ交付される証明書と、
その取得方法について説明していきます。
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目次
これまでの証明書交付の手順
まずは、一般的な証明書交付の手順を、「印鑑登録証明書の交付」を例に説明してみましょう。
●印鑑登録証明書を発行してもらうには
印鑑登録証明書を発行してもらうには、まず、印鑑登録を済ませなければいけません。
登録の申請は、原則として本人が直接窓口にて行います。
■印鑑登録申請に必要なもの
★本人が直接窓口にて登録する場合
登録する印鑑を持参します。
★代理員が印鑑登録を行う場合
登録する印鑑と、委任状の2点が必要です。
■申し込み窓口
各市区町村役場または総合支所
●印鑑登録証明書の交付請求には
印鑑登録証明書交付請求書に必要か所を記入し、
印鑑登録証を持参のうえで、直接窓口にて請求します。
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マイナンバーカードを使うとどんなメリットがあるの?
一般的な証明書の発行手続きは、営業時間内に、直接窓口にて手続きを行わなければいけません。
これでは、忙しくて役所の営業時間内に手続きが出来ない場合や、
車の買い替えなどで急きょ証明書が必要な場合、時間にロスが出てしまいます。
これに対して、マイナンバーカードを使って
コンビニ交付サービスを利用すると、こんなに便利です。
●いつでも発行できる
マイナンバーカードを使ってコンビニ交付サービスを利用すると、
年末年始を除く土日祝日でも、発行することができます。
●時間を気にせず発行できる
コンビニ交付サービスの場合、朝6時30分から夜11時までの間であれば、交付可能です。
●全国のどのコンビニでも公的証明書が手に入れられる
出先で急に公的証明書が必要になった時でも、
マイナンバーカードを使ってコンビニ交付サービスを利用すれば、
全国どこにいても交付することが出来ます。
マイナンバーカードでコンビニ交付が可能な証明書とは
マイナンバーカードを使って、コンビニで交付してもらうことができる証明書には、次のようなものがあります。
(※ただし、住まいのある市区町村によって、サービスの内容が異なることもあります)
●コンビニで取得することができる証明書
・住民票写し
・印鑑登録証明書
・住民票記載事項証明書
・戸籍証明書
・戸籍附票写し
・各種税証明書
他にも使える!マイナンバーカードの活用法
マイナンバーカードを使えば、コンビニで公的証明書を交付する以外にも、こんな活用法があります。
●本人確認の身分証明書として活用
マイナンバーカードは、免許証やパスポートのように、
本人確認のための身分証明書として活用することが出来ます。
銀行で新たに口座を開設する時や、パスポートを新規発行する時、
その他本人確認証明書を求められたときでも、
マイナンバーカードが一枚あれば、すべて対応できます。
●マイナンバーカードはオンライン申請が出来る
マイナンバーカードは、オンライン申請が出来ます。
申請方法については、「個人番号カードのオンライン申請サイト」から手続きを行ってください。
※個人番号カードのオンライン申請サイトはこちらから
まとめ
マイナンバーカードによるコンビニの証明書交付サービスは、全国約47,000店舗で取り扱いが出来るようになっています。
今後もさらにサービスを拡充する予定で、将来的には、
約1.1億人が利用することが出来るサービスになる見込みです。
役所よりも身近な存在となったコンビニで、
公的証明書を交付してもらうことが出来るマイナンバーカードのサービス。
興味のある方は、お住いの市区町村役場ホームページなどを
改めてチェックしてみてくださいね。
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