なんといっても福山市で行われる
「福山夏まつり」でしょう。
この福山夏まつりでは、会場となる
広島県福山市内で3日間にわたって行われる
ビッグイベントです。
そんな福山夏まつりの最終日に行われるのが、
「あしだ川花火大会」。
毎年多くの見物客が集まる
福山夏まつりのフィナーレを飾る
イベントということもあり、
迫力満点のプログラムで会場全体を盛り上げます。
そこで今回は、気になる福山夏まつりについても紹介しつつ、
最終日を飾るあしだ川花火大会の日程や見所、
穴場などをまとめて紹介していきます。
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目次
福山夏まつり・あしだ川花火大会はどんな祭りなの?
福山夏まつりは、3日間にわたってそれぞれメインとなるイベントが異なります。●初日は「二上りおどり大会」
二上りおどりとは、江戸時代中期に始まったこの地方伝統の踊りで、
現在では県の無形民俗文化財にも指定されています。
この踊りの特徴は、「三味線」「胡弓」「尺八」の合奏に合わせて
踊るというものです。
特に、踊り手の格好には特徴があり、男性は頭に鉢巻、女性は手拭いで頭を包み、
浴衣の裾をまくりながら白たびにぞうりを履くといういでたちで、
ステップのたびに手にした四つ竹で拍子をとります。
しかもこの「二上りおどり」は、県無形民俗文化財に指定されている踊りにもかかわらず、
この踊りそのものが、自ら踊って楽しむということが目的としておどられていたこともあり、
基本的なステップ以外は、踊り手によってアレンジされながら
継承されているという点が面白いところです。
●2日目は「いろは丸YOSAKOI」
福山市といえば、「いろは丸事件」で有名な坂本龍馬のゆかりの地
・鞆の浦としてもよく知られています。
そのため市内には、「いろは丸事件談判跡」や
「いろは丸展示館」など、いろは丸に関する様々な観光スポットが存在します。
そんな坂本龍馬とゆかりある鞆の浦を発信するために、
福山らしさを前面に打ち出したYOSAKOIおどり大会が行われます。
●最終日は「あしだ川花火大会」
2日間かけて、伝統的な踊りやパワーあふれるYOSAKOI踊りで盛り上がってきた福山を
象徴するかのように打ち上げられる花火は、市内を流れる広大な芦田川の水面と
その上空を光と色のシャワーで覆いつくしていきます。
その幻想的な空間は、ここでなければ味わうことが出来ない感動を与えてくれます。
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2017年の福山夏まつり・あしだ川花火大会の日程や見所は?駐車場や穴場などもチェック!
福山夏まつりやあしだ川花火大会の魅力が簡単に分かったところで、さっそく2017年に行われる福山夏まつり・あしだ川花火大会の日程や見所、
駐車場や穴場に関する情報を一挙に紹介していきましょう!
●日程
2017年8月15日(日)19:30~20:45予定
※二上り踊り大会は8月13日(日)、いろは丸YOSAKOI大会は8月14日(月)に開催されます。
●場所
芦田川大橋上流
※二上り踊り大会及びいろは丸YOSAKOI大会は、福山市内中心部各会場にて行われます。
詳しくは、「福山夏まつり」公式ホームページをチェックしてください。
福山夏まつり公式ホームページはこちら
●見所
地方都市で行われる花火大会としては、かなり規模が大きいのが
「あしだ川花火大会」です。
打ち上げ時間は1時間15分予定と比較的コンパクトなのですが、
打ち上げられる花火の数は、約1万6000発!
単純に計算すると、1分当たり200発以上のスピードで
打ち上げまくらなければならない計算になります。
そのため、水面に映る花火の姿も見所ですが、
芦田川上空をすべて覆いつくすような豪快な花火の数々は、圧巻です。
しかも、広大な芦田川をダイナミックに表現するために設置される、
全長200mにも及ぶナイアガラの美しさは、思わず言葉を失ってしまうほどです。
●駐車場
花火大会では、臨時の特設駐車場の設置が予定されていますが、
協力金として1000円徴収の予定となっています。
しかも、この臨時駐車場は、打ち上げ会場から距離があるため、
どちらかといえば、最寄り駅である福山駅周辺の駐車場を利用して、
臨時バスで会場まで移動するのがおすすめです。
●穴場といえば…
せっかくの花火大会ですから会場のすぐ近くで見物するのが良いのは当然なのですが、
人気の花火大会ということもあって、会場周辺は毎年大混雑が起こるというのも
よく知られている話です。
そうなると、小さな子供連れだと、迷子の心配やトイレの不安なども…。
そこで、駐車場も確保しながら、子連れでもゆっくりと花火見物が出来る、
とっておきの穴場を紹介しておきます。
■イトーヨーカドー福山店
こちらの屋上駐車場は、無料開放ではないのですが、
店内で買い物をすれば駐車料金の割引が受けられます。
多少周りに高い建物などがあるので、高さが低い花火などは見れないこともあるのですが、
場所的には打ち上げ場所からそれほど離れていないので、
破裂音の迫力も楽しみながら見ることが出来ます。
■福山コロナワールド
こちらは、嬉しいことに花火大会当日は、無料で駐車場が解放されます。
しかも、こちらの屋上駐車場はかなり広いため、時間さえ注意すれば、
確実に場所を確保できます。
さらに、大型複合娯楽施設となっているため、早めに施設に到着しても、
打ち上げ時間までは施設内の娯楽施設で子どもたちを遊ばせておくこともできますし、
涼しい店内で食事を済ませることもできます。
もちろん、この穴場は地元でも有名なので、午後になるとかなり混雑します。
確実に花火を見たいのであれば、昼前までに現地到着するのがおすすめです。
※どちらも商業施設ですのでマナーを守って見物しましょうね。
まとめ
毎年約32万人が会場付近を訪れる、広島県内でも人気の花火大会ですから、確実に花火を見たいのであれば、昼前までに行動するのがベストです。
当日は、日中でも祭りの雰囲気を十分に楽しむことが出来ますから、
ぜひ早めに現地入りして、熱気あふれる福山の街を楽しんでみてくださいね。
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