諏訪湖祭湖上花火大会2017年の日程や見所は?厳選の穴場4選をご紹介!

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長野県諏訪市にある諏訪湖で行われる
花火大会といえば、8月中頃に行われる
「諏訪湖祭湖上花火大会」と、
9月上旬に行われる「全国新作花火競技大会」があります。

このふたつは、「諏訪二大花火大会」とも言われ、
全国からも多くの花火ファンが会場を訪れることでも有名です。

さて、この諏訪2大花火大会の1つである
「諏訪湖祭湖上花火大会」ですが、
実は、この花火大会だけで、毎年約50万人が
会場となる諏訪湖周辺に訪れます。

というのも、この諏訪湖祭湖上花火大会は、
打ち上げられる花火の数が国内最大といわれており、
迫力・規模・技ともに高く評価されているのです。

そこで今回は、諏訪湖祭湖上花火大会の詳しい日程や見所などを、
まとめて紹介していきたいと思います。



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目次

2017年の諏訪湖祭湖上花火大会の日程や見所は?駐車場や穴場などもチェック!

さっそく2017年に行われる諏訪湖祭湖上花火大会の日程や見所、
駐車場や穴場に関する情報まで一挙に紹介していきましょう!

●日程
2017年8月15日(火)19:00~21:00予定

●場所
諏訪湖湖上

●見所
何しろ、打ち上げ数国内最大の諏訪湖祭湖上花火大会では、
4万2000発の花火が打ち上げられます。

実は、これだけの花火を打ち上げられるのには、
諏訪湖独特の立地が深く関係しています。

●諏訪湖は比較的浅い湖
会場が諏訪湖であることもあって、観客席が設置される岸から
打ち上げ場所までの距離を十分に確保しやすいという点はいうまでもありませんが、
諏訪湖そのものが、比較的浅い湖ということが、
仕掛け花火の設置に好条件となっています。

特に、諏訪湖花火の象徴である水上花火の場合、
複雑な仕掛けを安全に設置しなければいけないこともあり、
こうした諏訪湖の立地ととても相性が良いのです。

●尺玉のために作られた人口島
諏訪湖には、「初島」と呼ばれる人口島があります。

実はこの初島ですが、10号玉(尺玉)を打ち上げる為だけに作られた
人口の島なのです。

この初島があるおかげで、ダイナミックな諏訪湖の花火特有の
演出が実現できるのです。

●圧倒的な迫力は諏訪湖周辺の音響効果にあり
花火の迫力を左右するのは、やはり何といってもあの巨大な音にあります。

たとえ花火が見える位置にいたとしても、花火が破裂するときの音が
どれだけ体に響いてくるかによって、感じる迫力にも違いが出てきます。

その点、諏訪湖は強力な音響効果を備えているといっても過言ではありません。

諏訪湖の周囲を注意してみると分かるのですが、
山がふちを作るように湖を取り囲んでいます。

そんな条件を持った諏訪湖の湖上で花火が打ち上げられるのですから、
花火の破裂音は周囲の山々に響き渡っていきます。

さらに、反響した音は余韻となって会場周辺に数秒残ります。

しかも、長さ約1kmにわたって設置される10基のスターマインの発射台と、
初島に設置される尺玉の発射台などから、様々な種類の花火が
4万発打ち上げられるのですから、その迫力も国内最大級であり、
この大会の最大の見所とも言えます。


●駐車場
毎年50万人が訪れる諏訪湖祭湖上花火大会当日は、会場周辺だけでなく、
諏訪湖市内全域の道路が大変な渋滞となります。

もともと、人口約5万人という諏訪市に、人口の10倍の人がやってくるわけですから、
市内の道路がパンクしてしまうのは当然です。

しかも、人口5万人しかいない諏訪市ですから、
市内に十分な駐車場が設置できるわけではありません。

さらに、実行委員会用の花火大会臨時駐車場ですら、
先着順の上に台数限定となっているため、午前中には満車となり、
駐車場を探すために交通渋滞をさらに悪化させてしまいます。

ですから、この花火大会だけは、駐車場を当日に探すということは
ほぼ不可能と思っていた方が良いです。

どうしても車で移動したい場合は、最悪の場合、
花火大会までに諏訪湖湖畔に到着できないことも覚悟しておきましょう。

●穴場といえば… 諏訪湖の立地上、周囲を山で取り囲まれているという点があり、
実はどの方向からでも花火を見ることが出来るのが、
この大会の特徴の1つにあります。

ですから、混雑必至の諏訪市内を避けても、十分花火を見ることが出来るのです。

■イオン諏訪店
会場から近く、屋上に駐車場があります。
トイレや飲み物・食べ物の確保は出来ますが、
アクセスにはかなり注意が必要です。
くれぐれも商業施設だということを忘れないで下さいね。

■みずべ公園
イオン諏訪店からすぐ近くにある湖畔の公園です。
すぐ隣には、ハーモ美術館があります。

レジャーシート持参で早めに到着すれば、
かなりの確率でベストポジションが確保できます。

■立石公園
上諏訪駅から徒歩30分以上かかりますが、諏訪湖を見下ろす位置にあるため、
混雑に巻き込まれず、ゆっくりと花火を見ることが出来ます。

もともと、諏訪市内の夜景が楽しめるスポットとして地元では有名な場所ですから、
余裕をもって出発すれば、かなり良い場所から花火を見ることが出来ます。

■岡谷湖畔公園
諏訪湖畔にある公園ですが、打ち上げ会場所の対岸に位置するため、
比較的混雑に巻き込まれずに楽しむことが出来ます。

最寄り駅は岡谷駅となりますが、徒歩15分圏内ですので、こちらもおすすめです。


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諏訪湖祭湖上花火大会はどんな花火大会なの?

諏訪湖祭湖上花火大会の初回開催は、1949年(昭和24年)です。

このときは、現在のような名称ではなく、「納涼諏訪湖花火大会」が正式名称でした。

翌年の1954年に、諏訪湖祭湖上花火大会の名物にもなっているナイアガラが登場します。

この時の長さは、約200mでしたが、湖上に現れたナイアガラに、
当時の見物客も大興奮したという記録が残っています。

これ以降、諏訪湖の花火大会は、少しずつ進化をしていきます。

現在でも尺玉の発射台として花火のプログラム上重要な役割を果たす人口島
初島が1954年に完成すると、その4年後にあたる1958年には、
「諏訪湖まつり」に名称を変更します。

その後は、1961年に競技スターマインおよび水上スターマインの開始に続き、
1964年に7号早打ち競技、1986年に10号早打ち競技が開始されます。

ほぼ現在のような形が完成したのが、1992年大会です。

この大会以降、全体のプログラムを2部構成とし、
第一部を競技花火、第二部をスターマインとするようになります。

さらに記念すべきは、2008年大会。

この大会で、実に44年ぶりに20号玉(2尺玉)が打ち上げられました。

このように、様々な進化を遂げてきた諏訪湖祭湖上花火大会は、
観客数も年々増加していき、初回開催時には約5万人だったものが、
現在では毎年約50万人が訪れるまでになりました。


まとめ

国内最大の打ち上げ数を誇り、過去には帰宅難民が問題となった年もあるほど、
混雑が激しいことでも有名な諏訪湖祭湖上花火大会。

ですが、それだけの苦労をしてでも、この場所だからこそ楽しむことが出来る花火があります。

行きも帰りも相当な混雑に巻き込まれたとしても、
この場所でなければ体験できない技と伝統、そして花火ならではの臨場感。

ぜひ皆さんも、この感動を体験しに足を運んでみてくださいね。



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