田舎では秋の風景としてよく見ることができますね。
業者なの!?というくらい大量の柿を干しているおうちもちょこちょこあります。
更に干し柿は栄養も満点で美味しいけど、買うと結構高いものです。
ということで、手作りしたい!という方も最近増えてきていると聞きます。
そんな干し柿を作ってみたい!と思ったとき、まずすべきことは渋柿の確保ですよね。
スーパーで買う人も居ると思いますし、いただく場合も自分の庭で収穫する場合もあるでしょう。
今回は渋柿を確保してから干し柿にするまでの間の保存方法を紹介します。
渋柿の品質を保ったまま保存する方法があるのでしょうか?
早速その方法を見ていきましょう☆
スポンサーリンク
目次
渋柿を保存する方法って!?
渋柿を収穫した!干し柿を作ろうと思って買ってきた!
田舎から渋柿が贈られてきた!(干し柿にしてから送ってきてくれ!)
なんてこと、あると思います。
では、渋柿を保存しておく方法を調べてみましょう。
柿の保存方法は常温でも冷凍でもOKです。
しかし、干し柿にする前提でお話していこうと思いますので、常温保存の方法を紹介していきますね!
そもそも柿がすぐに柔らかくなってしまう原因はヘタなんです。
柿というものは呼吸をヘタの部分からしています。
そのため、ヘタを付けたままだと柿がどんどん呼吸してしまい、その分早く柔らかくなってしまうということなんです。
しかし、干し柿にするにはヘタを取ってしまったらアウト!ですよね。
ということで、ヘタを残したまま保存します。
柿をヘタの部分が上になるようにして並べます。
しめらせたキッチンペーパーかティッシュをヘタの部分に一つ一つ乗せていきます。
はい、これだけでOKです。
拍子抜けしますよね(笑)
柿が呼吸したときに水分が抜けていくことでどんどん熟してしまうのですから、水分が抜けないようにふたをしてあげればいい、補ってあげればいいということです。
この方法なら、場所は取りますが、常温のまま10日くらいは置いておけますよ。
たまにキッチンペーパーの湿り気を確かめて適宜、水を足してあげてくださいね。
10日くらい所音で保存できれば、その間に干し柿にできそうな天候になる可能性も高まりますよね☆
ちなみにもっと保存したい場合。
その場合は常温保存の状態と同じようにした柿を1つずつ新聞紙でくるみます。
そして冷蔵庫の中へ。
冷蔵庫の中は意外に乾燥しますので3日に一回くらいは水分を足してあげないといけないんですが、この保存方法だと3週間位は保存することが出来ますよ。
さすがに3週間もあれば干し柿にするのに最適な時期に遭遇すると思いますよ☆
スポンサーリンク
渋柿を干し柿にする時期は!?
渋柿で干し柿を作るのにピッタリの時期というものがあります。最初にその「時期」について紹介していこうと思います。
渋柿を収穫する時期としては11月に入ってから。
収穫していい柿の目安としては
・実の固さがしっかりしているもの
・ヘタの近くまで色がついているもの
・ツヤツヤしていないもの
になります。
ツヤツヤしているものの方がおいしそうですよね。
しかしツヤツヤしているもの=熟しているもの、ということになります。
熟しているものは干し柿にはあまり向きません。
そして柿の収穫の難しいところは、一つ一つの状態を見極めて収穫しないといけないというところです。
この木の実がひとつ、熟しているから全部収穫しちゃえ☆ということではないのです。
日当たりや実がついている位置などから柿の成育具合がどれも違っているんですね。
ということで、収穫すべき柿かどうか、しっかりとチェックしてから収穫するようにしてくださいね♪
それでは干し柿を作り始める時期についてもお話したいと思います。
干し柿を作り始める時期は地方によって異なります。
というのも、気温がキーになるからです。
あまりに温かく湿気が多いとカビや虫害の原因になります。
せっかく手間暇をかけて干し柿にしたのに、虫の卵がついていた!とか、カビが!とか…ぞっとしますよね(汗)
ということで、干し柿を作り始める時期としては、日中も寒くなってきてからということになります。
11月の中旬から下旬になるといい感じですね!
この、収穫の時期と干し柿を作り始める時期が一致すればなんの問題もないんですが…。
しかし実際は、収穫そのものはせざるを得なくて収穫したけど、干すのはまだ早いかな?なんてときもあると思います。
そんなときのために渋柿を保存しておく方法についても紹介していきますね☆
渋柿の保存方法まとめ
いかがでしたでしょうか?干し柿にするために渋柿をゲットしたけども…?という状態で保存!となるとちょっと焦りますよね(汗)
とても簡単な方法なのでぜひ、柿のヘタに濡れたキッチンペーパーの術を試してみてくださいね☆
コメント