渋柿の渋抜きをドライアイスで!?やり方や原理も解説します!

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スーパーで柿が売られていたから、買ってみたら渋柿だった!

そんな経験ありますか?

(私はあるんですよ・(-_-;) )

そんなケースではなくても、渋柿を収穫した!とか、もらった!ということで渋柿が大量にあるということもあり得ますよね。

渋柿は干し柿にすれば渋さは抜けます。

しかしいかんせん、時間も手間もかかりまくりです。

もっと簡単に、短期間で渋柿から渋さが抜ければ…と思う人も居るでしょう。

(私ですが・(-_-;) )

こんなときにはどのような方法で渋抜きができるのでしょうか?

今回は簡単な渋抜きの方法をチェックしていきましょう。

ドライアイスを使った簡単な方法も紹介していきます。

また、どんな原理で渋抜きができるのかも知っておきましょう♪


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目次

渋柿の渋抜きにドライアイスを使った方法をチェック☆

実は渋柿の渋抜きには、簡単な手段があるんです。

それはドライアイスを使った方法。

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では早速、やり方を紹介していきますね☆

用意するものは

・渋柿

・ドライアイス

・ビニール袋です。

やり方は

①渋柿をビニール袋に入れる

②ドライアイスを入れる

③密閉する

④放置する

これだけです。

アルコールも遣わないしかなり経済的!

ビニール袋に柿とドライアイスを入れることになりますが、ドライアイスが渋柿に直接当たってしまうと変色してしまうので直に当たらないようにしないといけません。

その点がちょっと面倒くさいかな?

ドライアイスを使った方法だと、二酸化炭素が発生します。

というか、二酸化炭素を発生させるのが目的です(笑)

ということで、大きめのビニール袋を用意したほうがイイですよ☆


渋柿の渋抜きがどうしてドライアイスで出来ちゃうの?

ではそもそもどうしてドライアイスで渋抜きができちゃうんでしょうか?

その原理も見てい行きましょう!

ドライアイスで渋抜きができるのは二酸化炭素のためと先ほどチラリとお話しましたね。

この二酸化炭素が大事なんです。

そもそも渋柿の渋さの原因は水溶性のタンニンです。

水溶性だから食べた時に唾液に溶けだして渋く感じるんです。

この水溶性のタンニンを不溶性のタンニンに変えることが出来ればいいというわけです。

このタンニンというものは無酸素状態だったり、熱処理をしたりアルコールに浸けることで不溶性になります。

焼酎を利用したり、天日干ししたり…。

全部タンニンを不溶性にするためのものなんです。

ドライアイスはご存知の通り、炭酸ガスを発生させます。

この炭酸ガス(二酸化炭素ですが)により、渋柿のタンニンは不溶性のものへと変化していくのです。

酸素がない状態にしないといけないということで、しっかりと袋は密封してくださいね。

ちなみにドライアイスはネットで購入することができますよ。



またスーパーなどで有料で買うこともできますね。

(冷凍食品のお持ち帰り用に)

スーパーなどで手に入れるのもでもOKだと思いますよ!

渋柿の渋抜きをするために必要なドライアイスの量なんですが、渋柿1kgに対して200gのドライアイスを用意するようにして下さい。

渋柿が3kgであればドライアイスが600g、渋柿が5kgであればドライアイスが1kg位の割合でOKです。

ちなみにドライアイスが溶けきってしまったからと言って、足したりはしなくてOKです。

一度開封してしまうとせっかくの炭酸ガスが逃げてしまいますからね。

溶けきったらそのまま5日くらい放置するのが正解ですよ!


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渋柿の渋抜きの方法はこんなにある!

渋抜きの方法は他にもたくさんあります。

順に見ていきましょう。

①ホワイトリカー(焼酎)につける
これ、よく聞きますよね。

皮をむいて適当な大きさに切った柿をホワイトリカーにつけます。

全体が湿っぽくなるくらいでOK ですよ。

そのあと、扇風機の風を当てておきましょう。

数日当て続けると、あんぽ柿になって渋さも抜けます。

食べるころにはアルコールも飛んでいると思います。


②りんごと一緒に放置
渋柿の中には熟すと甘くなるものがあります。

ということで、渋さが抜けるまで放置するという渋抜き方法もあります。

りんごはエチレンガスを発生させます。

このエチレンガスは果物を早く熟すようにする効果があるんです。

ということで、リンゴと一緒の袋に入れて渋柿を放置するという渋抜き方法もあるんですよ☆


③焼酎で渋抜き
ヘタの部分にアルコール度数の高い焼酎を付けて放置するだけです。

小皿などにアルコールを注いで、そこに渋柿のヘタの部分だけを浸けます。

あとはビニール袋の中に新聞紙を敷いて、そこにヘタが下になるように柿を並べるだけ。

空気を抜いて密封し、涼しいところで5日くらいおいておけば渋さが抜けます。

と、メジャーな渋抜き方法を紹介していきました。

一番楽なのは最後の焼酎にヘタを浸けて…というものですね。

これが一番簡単でもあり、そしてメジャーなものでもあります。

柿の果実の部分にアルコールを浸けてしまうわけではありませんので、子どもが食べても安心という点もイイですよね。

また、リンゴと一緒に置いておくという方法はどうしても柿が熟しまくるのでジュクジュクの柿になってしまいます。

それが好きならいいんですが。苦手な人は結構キツイですよね(汗)

渋柿の渋抜きまとめ

いかがでしたでしょうか?

渋抜きの方法はいろいろあるけれど、ドライアイスでの方法が一番簡単そうですよね!

ぜひ試してみてくださいね☆

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