趣向を凝らした仕掛け花火や水中花火など、毎年アイデア満載のプログラムで楽しませてくれるこの花火大会の人気は地元だけでなく、北陸地方全域にも広がっています。
そんな三国花火大会が、2019年8月にも開催されます。
そこで今回は、気になる日程や見所、駐車場や穴場に関する情報などをまとめて紹介していきます。
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目次
三国花火大会2019年の日程や見所は?
さっそく2019年に行われる三国花火大会の日程や見所、駐車場や穴場に関する情報まで一挙に紹介していきましょう!●日程
2019年 8月11日(日) 19:30~20:30予定
※小雨決行、荒天の場合、12日・13日の順に順延。
●場所
福井県坂井市三国町宿 三国サンセットビーチ
●見所
なんといっても、全国でも有名な花火師がいる伊那火工堀内煙火店が丹精を込めて丁寧に作り上げているだけに、どの花火も花火師の技が光る逸品ぞろい!
そのため、約1時間にわたって打ち上げられるのですが、最初から最後まで飽きずに楽しむことが出来るのが見所でもあります。
なかでも、次に紹介する花火は、特に見逃したくない花火達です。
■水中二尺玉
水中花火といえば、三国花火大会の代名詞のような花火ですが、その中でも「水中二尺玉」は、別格の迫力があります。
火のついた花火を熟練の花火師の手で海に投げ込まれると、猛スピードでその場から退避する水中花火船!
そして、絶妙のタイミングで開花する花火は美しい半円を描きながら水面に打ちあがります!
しかも、これが二尺玉となれば、開いた花火は、まるで海一面をすべて覆いつくしているかのような迫力があります。
これぞ、三国花火の真骨頂とも言うべき花火です。
■1分間に150発以上のスピード
三国花火大会で打ち上げられる花火は、およそ10,000発です。
これだけの数の花火ですが、三国花火大会ではなんと1時間で打ち上げるといいます。
この数字をもっとわかりやすく説明すると、「1分間に150発以上を打ち上げ続けている」ということになります。
こうして説明してみると、北陸地方最大級の花火大会というのも納得できますよね♪
三国花火大会2019年の駐車場や穴場もチェック!
●駐車場例年、会場では町内臨時駐車場が設置されます。
臨時駐車場から会場までは、シャトルバスの運行もありますので、多少離れていたとしても、会場までの移動は問題ありません。
ですが、これらの臨時駐車場は、当日昼過ぎには満車となります。
また、当日は、会場周辺に大規模な交通規制が行われることもあり、規制エリア内の駐車場を利用すると、規制が解除されるまで出庫することが出来なくなります。
そのため、当日はできるだけ公共交通機関を利用することをおすすめしています。
でも、どうしても理由があって車で行きたいという人もいるはずです。
そんな人のための駐車場確保の秘訣は、「当日午前10時までに会場入りすること」です!
なにしろ、町内に設置される臨時駐車場ですが、意外と台数が少ないため、昼を過ぎてしまうと満車となってしまいます。
そのため、事情を知っている地元の人は、会場から2~3㎞離れた有料駐車場を利用して、徒歩で会場に向かうのが定番となっています。
しかも午後になると、臨時駐車場が確保できなかった車に加え、違法な路上駐車によって周辺道路は大変な交通渋滞が起きてしまいます。
この2次混雑に巻き込まれないためにも、午前中には駐車場を確保しておくということがポイントですよ♪
●穴場といえば…
実は、三国花火大会の場合、会場がビーチであるということもあって、周辺には花火を遮るような建物がないという点が大きな特徴にあります。
ですから、穴場を必死に探して迷子になるよりは、少し早めに会場入りして場所を確保するだけで、会場内でなくでも十分に迫力ある花火を見ることが出来るのです!
ただし、場所取りを行う場合には次のことに注意しておきましょう!
■水中花火を見たいなら、16時までには場所を取れ!
三国花火大会の見所の一つが、全国でも珍しい水中花火にあります。
この水上花火だけは、上空に打ち上げられるものではありませんから、会場から離れてしまうと、場所によっては全く花火が見えないこともあります。
夕方からでも比較的場所が確保しやすいのが三国花火大会なのですが、水中花火をしっかりと見ることが出来る場所となると、人気も高い場所ですから夕方前には埋まってしまいます。
少なくとも打ち上げ開始の3時間前には場所を確保しなければ、水中花火を見ることは難しいということだけ覚えておいてくださいね!
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三国花火大会はどんな花火大会なの?
三国花火大会といえば、北陸地方では有名な花火大会です。規模も大きい大会なのですが、それ以上に、昔からこの地域に住む人々に愛されてきた花火という位置づけの花火という点があります。
この三国花火大会ですが、「三国花火大会」を正式名称として開催されるようになったのは、昭和26年からなのですが、会場となる三国海水浴場で花火大会を始めるようになったのは、それよりも前の戦前からだといわれています。
それだけに、地元では「夏といえば三国海水浴場の花火大会」といわれるほど親しまれており、かつて悪天候によって中止となった2014年大会も、地元からの強い要望によって9月に改めて開催されたほどです。
そんな三国花火大会のもう一つの特徴は、この花火大会で使用する花火にあります。
実は、この花火大会の花火政策を一手に引き受けている花火師というのが、長野県に工房を構える伊那火工堀内煙火店なのです。
この伊奈火工堀内煙火店は、全国で行われる花火競技大会でも数々の賞を受賞している、花火業界では超有名な花火師集団です。
しかも、あの長野オリンピックで使用された打ち上げ花火の担当をしたのも、こちらの花火師が担当しています。
これだけの実績を聞いただけでも、その技術の高さに納得が出来ます。
まとめ
北陸地方最大級といわれつつも、昔からこの地域の人々の夏の行事として根付いてきた福井県堺市の三国花火大会。今年で38回目を迎える三国花火大会ですが、伝統を引き継ぐだけでなく、時代や人々の記憶に残るように常に新しいテーマを掲げ、趣向を凝らしたプログラムで
美しい花火の魅力を伝え続けてくれています。
今年は、世界が認める日本の花火の技を堪能しに、三国海水浴場まで足を運んでみませんか?
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