取らなければいけない栄養素なのですが、たんぱく質を多く含む食材にはどうしても高カロリーの傾向が…
そうなると、やっぱりダイエットには大敵?
いやいや、そうではありません。
タンパク質の性質や特徴を知れば、ダイエット中であっても大丈夫♪
1日の摂取量をきちんと知って、タンパク質ダイエットを成功させましょう!
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目次
タンパク質の効果をまず知ろう
カロリーを気にしてタンパク質を抜いてしまうと、大変なことが起きるという話がありますよね?実は、これはタンパク質の持つ効果が関係しているからなのです。
●タンパク質には体の部分を作る効果がある
タンパク質は、筋肉だけでなく、髪の毛や皮膚などの生成にも関係がある栄養素です。
そのため、タンパク質を抜いた食事を続けていると、髪の毛が抜けてしまうなどの症状が現れることがあります。
●タンパク質が不足すると基礎代謝が低下する
代謝が活発になることによって、ダイエットの効果が高まると言われています。
ところが、タンパク質が不足すると、筋肉量が減少してしまいます。
そのため、基礎代謝が低下し、結果としてダイエットの効果が下がってしまうと考えられています。
タンパク質とダイエット、成功のカギは?
高たんぱくな食材に多く含まれている印象が強いタンパク質ですが、実は、高タンパク質なのに低カロリーな食材も多く存在します。●高タンパク質低カロリーな食材を選ぶ タンパク質には、「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」があり、それぞれ、高タンパク質なのに低カロリーな食材があります。
■ダイエット中でも肉は食べられる
ダイエット中に肉類は大敵というイメージがあると思いますが、そうではありません。
たとえば、牛肉であっても、もも肉やヒレ肉を選べば、高タンパク質低カロリーになります。
ただし、味付けはシンプルにする必要があります。
■卵は白身にする
卵もタンパク質を多く含む食材ですが、高タンパク質低カロリーを目指すなら、白身を食べるのがポイント。
茹で卵でも、白身のみを食べるようにすると、ダイエットに向きます。
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ダイエットにプロテインは向いている?
プロテインとは、タンパク質の成分で作られているものです。ですから、「プロテイン=タンパク質」と理解しておくと、わかりやすいでしょう。
タンパク質が不足してしまうと、基礎代謝が低下し、ダイエットの効果が下がってしまいまうと説明しましたので、プロテインを使って効率よく取り入れる方がメリットの方が強いかと思われがちです。
でもここに、プロテインを使ったダイエットの落とし穴があります。
●プロテインは、100%タンパク質ではない
「プロテイン=タンパク質」と説明しましたが、市販されているプロテインの場合、100%タンパク質で出来ているというわけではありません。
実は、筋肉を成長させるために必要な栄養素であるビタミンなども、市販のプロテインには含まれています。
食材からタンパク質をとるよりはカロリーも控えめなのですが、原料の内容はきちんとチェックする必要があるということを忘れずに!
●摂りすぎると腎機能が低下する
タンパク質は、身体も様々な部分の生成だけでなく、時には、エネルギーとして使われることもあります。
必要な栄養素がすべて体に使われた後のタンパク質のカスには、毒素が含まれています。
この毒素は、腎臓によってろ過され、尿とともに体の外へと排出されるのですが、たんぱく質の摂取量が増えてしまうと、このろ過作業にかかる腎臓の負担も増えてしまいます。
そのため、プロテインを使ってタンパク質を過剰摂取してしまうと、腎臓の機能を低下させる可能性があります。
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●運動をせずにプロテインを摂取すると太ることがある
基本的にプロテインは、食事よりも効率よくタンパク質を摂取することによって、筋肉量を増やし、代謝をアップさせることによって、ダイエットの効果が期待できるというものです。
ところが、プロテインをとりながら運動をしないと、身体にとって必要以上のたんぱく質が体に取り込まれてしまうことになってしまいます。
そうなると、食材よりは低カロリーといわれているプロテインであっても、太る原因になります。
まとめ
タンパク質に注目してダイエットするというのは、タンパク質の性質からしても、非常に理にかなっているといえます。単純にタンパク質をとらないのでは、せっかくダイエットに成功したとしても、髪がボロボロになったり、皮膚にしわが出来るなど、デメリットが出てきます。
まずは、高タンパク質低カロリーの食材に注目し、1日に必要なたんぱく質の量に注意しながら、上手にカロリーコントロールをしていくのが、ダイエット成功の秘訣のようです。
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