目のクマを消すための化粧品やメイク方法を教えて！

朝、鏡に映った顔を見て目の下のクマを発見すると、
かなり憂鬱な気分がするものです。

しかもそれが出勤前や外出前の出来事だとしたら、
ひとまず何とかしなくてはという気分になるはずです。

だけど、目の下のクマを隠そうとファンデーションを
厚塗りにすると、やたらと重たい印象になってしまいますし、
時間をかけて頑張ってメイクしても、外出先で鏡をみると、
隠そうとして厚塗りしたことが原因で
余計に目立っていたなんてことも…。

もしもあなたが、「目の下のクマの存在なんて一切気にしないわ！」
というのであればかまいませんが、そこまで気持ちが強い女性というのも、
そう滅多にいないでしょう。

そこで今回は、「目のクマを消すための化粧品やメイク方法の効果を
最大限に引き出すために知っておきたい基本」について解説していきましょう！

目のクマは化粧前のケアが大切

朝起きた時に初めて目のクマの存在を知ったというのであれば、
目が出来た原因としてどんなことが思いうかびますか？

実は、何が原因でクマが出来たのかを知ることが、
短時間でクマを消すためには必要な情報となります。

●目のクマの原因の多くは、血行不良
目のクマの色をチェックしてみてください。
あなたの目の下のクマは、何か強い力で殴られた時のような青い色をしていませんか？
もしそうだとしたら、その原因は、寝不足や目の使い過ぎによって起きた血行不良にあります。

ですから、慌ててメイクを始めても無駄です。
それよりは、温めたタオルで一刻も早く目の周りを温めてください。
これによって血行不良が解消され、目の下のクマが解消されていきます。

忙しい朝の時間ですが、これをやるのとやらないのでは、
メイクの効果に大きな違いが出てきます。

●薄い茶色のようなクマだとしたら…
あなたのクマは、「色素沈着が原因」のクマだと思われます。
いわゆる「シミ」です。
ですから、このクマの場合、即効性を求めても不可能です。
時間をかけて色素沈着を解消することが必要ですが、茶色のクマだからこそ、
化粧品やメイク方法をきちんとすることで、しっかりとカバーすることが出来ます。

目のクマを消すためにおすすめの化粧品やメイク方法とは？

目のクマであっても、痣のような青い色のクマの場合、
周辺の血行不良が解消されればクマも消えます。
ですから、メイク方法を変えるのではなく、メイク前のケアが大切になります。

ですが、色素沈着によってクマのように見えてしまう「茶色のクマ」は、
メイク前に温めたとしても、効果としてはほとんど期待できません。
その代り、化粧品やメイク方法にひと工夫するだけで、
厚塗りしなくてもクマを隠すことが出来ます。

●茶色のクマは、コンシーラーの色選びにポイントあり
コンシーラーの色にも、それぞれのクマの色によって変えることが大切です。
基本的に、色素沈着が理由の茶色のクマの場合は、
「イエロー系のコンシーラー」を選ぶのがポイントです。

●固めのコンシーラーを使うなら、リキッドファンデーションと混ぜる！
クマ消し効果を最大に引き出したいのであれば、
固めのコンシーラーできっちりと隠した方が見た目も良いのですが、
季節や肌の状態によっては、伸びが悪いということもよくあります。
その場合は、固めのコンシーラーにリキッドファンデーションを混ぜることで、
伸びが良くなります。


●仕上げは必ず刷毛で！
薄づきのナチュラルメイクが主流ですから、いくらクマを隠すためといっても、
厚く塗りすぎたメイクでは、かなり残念な印象になってしまいます。

そこで覚えておきたいのが、「下地でクマを隠しきるという考え方を捨てること」です。

リキッドファンデーションやコンシーラーを使ってクマを隠そうとすると、
どうしても顔全体の肌色を変えていかなければいけません。
そうなれば、どうやってもメイクは濃くなってしまいます。

ですが、リキッドファンデーションの上に、パウダーファンデーションや粉を乗せることによって
シミを隠す方法であれば、全体的に色を変えることもなく、
また、最も自然な形で目のクマを隠すことが出来ます。

そのためには、パフを使うのではなく、「刷毛」を利用することが絶対条件です。
刷毛を使って均等に粉を乗せることで、自然な仕上がりが実現できます。

まとめ

目の下のクマは、メイクで隠そうとすれば時間がかかりますし、
放っておけば、疲れた印象を与えてしまう、本当に厄介な存在です。
ですから、今回紹介した方法はあくまでも応急処置です。

色素沈着が原因のクマは、そのまま何も手入れをしなければ、
目だったシミになってしまう可能性もありますし、青いくまの場合は、
眼精疲労から別の症状を引き起こしてしまう可能性もあります。

ですから、一番大切なことは、クマの原因を根本から解消するということです。