暖房が原因で頭痛や吐き気がすることってある!?知らないと怖い症状も!?

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暖房を使うと、なぜか頭痛や吐き気がするという経験がある人に、ぜひチェックしてほしいことがあります。

なぜなら、暖房のせいでこうした症状がおこるのは、あなたの体質の問題というわけではないかもしれません!

あなたのつらい症状の原因さえわかれば、暖房は寒い冬を乗り切る心強い味方!

まずは、あなたのその症状の原因が、本当はどこにあるのかを調べてみましょう。


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目次

どうして暖房が原因で頭痛や吐き気がおこるの?

暖房が原因で頭痛や吐き気がおこるのは、あなたが「のぼせた状態」になっていると考えられます。

暖房をつけるということは、室内の温度はかなり下がっているはずですよね?
この段階では、室内には冷たい空気が充満しています。

ここで、暖房器具のスイッチを入れてみましょう。
すると、暖房器具からは、温められた空気が発生します。
ここからが問題です、温められた空気と冷たい空気、どちらが重いでしょうか?

答えは、もちろん冷たい空気です。

もともと部屋の中に充満していた冷たい空気は、暖房器具から発生する温められた空気と比べて重いため、どんどん部屋の下のほうへたまっていきます。

それと同時に、温められた空気は、どんどん部屋の上のほうへと移動していきます。
すると、部屋の中には、温度の違う空気の層が2つ出来上がります。

この状態の中で、あなたが立っていたとすれば、あなたの足は冷たい空気にさらされ、逆に頭は、熱い空気に包まれています。

そうなると、頭周辺の血管が拡張し血流がよくなりますから、のぼせを起こしやすくなっています。

そのため、のぼせの諸症状である頭痛や吐き気がおこってしまう原因と考えられます。

●頭の部分だけ血流量が多くなるとひどい頭痛がおこる 暖房を使ったときにひどい頭痛が起きるという場合は、体全体の血流量が一定ではなくなってしまったために起こっていることが考えられます。

特に、エアコンが原因で頭痛が起きる場合は、足は冷えているのに頭の部分だけが温められることによって、頭の血管だけが拡張し血流量が増えてしまい、片頭痛のような痛みが襲っている可能性があります。

ちなみにこの場合は、「首を冷やす」または「足を温める」ことで、かなり症状の改善が期待できます。

危険な頭痛もある!暖房が原因の脱水症状

もしも暖房が原因で頭が痛くなったとき、あくびや吐き気などが出てくるようになった場合は、危険な頭痛の可能性があります。

暖房をつけると、部屋全体の空気が温められるのですが、空気中に含まれる水分も蒸発してしまうために、気が付かないうちに空気は乾燥していきます。

部屋の空気が乾燥すると、私たちの体の中の水分も、皮膚や粘膜から少しずつ蒸発していきます。

ところが、夏とは違い冬の乾燥は、体にはっきりとした自覚がないまま、水分だけが体の外へ出て行きます。

これが、冬に注意すべき暖房による脱水症状です。

この時、私たちの体は、脱水状態のサインとしてさまざまな症状を起こして危険を知らせます。

その一つが頭痛。そして同じように見落としてはいけないサインが、吐き気とあくびと言われています。

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これは危険!一酸化炭素中毒による頭痛

暖房による頭痛で最も注意が必要なのが、一酸化炭素中毒による頭痛です。

主に石油ストーブやファンヒーターなどで起こりやすい一酸化中毒は、換気を怠らなければ防ぐことができるといわれていますが、最近では、器具の整備不良や機械の不具合によって、一酸化炭素中毒を起こしてしまうこともあります。

一酸化炭素中毒の危険がある場合の頭痛や吐き気では、速やかに暖房器具を止め、窓を開けて換気をする必要があります。

さらに、症状が重いと感じた場合は、できるだけ早く医療機関を受診しなければ、命にかかわる重篤な症状となる可能性もあります。

まとめ

暖房による頭痛や吐き気は、症状が起きる原因がはっきりしていれば、ある程度防ぐことはできます。

ただし、場合によっては、今回紹介したこと以外が原因である可能性も否定できません。

気になる症状がある場合や頭痛・吐き気が収まらない場合は放置せず、できるだけ早く専門機関に相談するようにしてくださいね。

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