沖縄には、本州では見られないような
珍しいお土産もたくさんあります。
そこで今回は、地元に住む私が紹介する、
とっておきのお土産を、3つのパターンで紹介します。
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目次
沖縄定番のお土産はここを抑えておくのがポイント
観光地である沖縄には、定番のお土産だけでもかなりの数があります。定番の沖縄土産であっても、これを買えば絶対大丈夫というものを、
まずは紹介しておきます。
●ちんすこう 琉球王国時代から、宮廷でふるまわれていたお菓子が、ちんすこうです。
最近では丸い形をしたものや塩ちんすこうなども登場しているのですが、
定番のお土産だからこそ、老舗の味を知ってほしいのです。
そこで、伝統的な製法で今も変わらず手作りを続けている、2つのお店を紹介します。
■本家 新垣菓子店 「新垣」という名前がつく老舗菓子店は3つあるのですが、予約しなければまず手に入らない、
地元でもなかなかお目にかからないちんすこうを扱っているのが、
首里にある「本家 新垣菓子店」です。
箱を開けると、ちんすこうと一緒に入れられているのが、商品の説明する黄色いチラシ。
老舗といわれる「新垣家」の略史も書き添えられているので、
これを見るだけでも歴史を感じることが出来ます。
こちらのちんすこうは、サイドに波模様がついていないのが特徴。
これも、本家新垣菓子店でしか見られない、元祖ちんすこうと呼ばれる原点です。
★注意点 全てが手作りの為、予約なしで店舗に行っても、手に入れることが出来ないこともよくあります。
確実に手に入れたいのであれば、10日前までには予約をしておくことをおすすめします。
▲本家 新垣菓子店
住所:沖縄県那覇市首里赤平町1-3
電話:098-884-3413
公式ホームページはこちら
■新垣カミ菓子店 こちらも、本家新垣菓子店と同じく、「新垣家」にルーツを持つ老舗菓子店です。
製法や材料も、昔からの製法をかたくなに守っているため、すべて手作りで行われています。
★新垣カミ菓子店のちんすこうは、首里城でも食べられる
首里城内には、書院・鎖之間(さすのま)にて、
伝統的なお茶と新垣カミ菓子店のお菓子をいただくことが出来ます。
もともと鎖之間とは、御鎖之間という部屋で、
薩摩の役人を琉球王国の王子が接待したといわれている部屋で、
当時を思わせる高級茶葉のさんぴん茶とともに、
新垣カミ菓子店の手作り菓子を食べることが出来ます。
ちなみに、鎖之間でのお茶セットは、さんぴん茶と、2種類の琉球菓子。
琉球菓子は、「ちんすこう」「ちいるんこう」「花ぼうる」「くんぺん」の中から、
日替わりで2種類が出てきます。
お茶は、お代わりをすることが出来ますので、心行くまで楽しむことが出来ます。
手作り製法なので、工場に行っても手に入れられないこともあるのですが、
首里城公園内の売店またはカフェ「首里城 鎖之間」では、
予約なしでも新垣カミ菓子店のちんすこうを楽しむことが出来ます。
▲首里城 鎖之間
新垣カミ菓子店のちんすこうは、有料エリア内にある鎖之間で食べることが出来ます。
有料エリアへの入場は、大人820円、高校生620円、小・中学生310円となります。
新垣カミ菓子店のお菓子がいただけるお茶セットは、1人310円です。
【首里城 鎖之間】※首里城公園の有料エリア内にあります
住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2
電話:098-886-2020
営業時間:9:30~18:00
首里城公園公式ホームページはこちら
新垣カミ菓子店公式ホームページはこちら
●紅イモタルト 紅イモタルトは、本島中部に位置する読谷村の名産品である紅芋を使ったお菓子です。
県民の間でも大人気の紅芋タルトは、やはり、元祖紅芋タルトを購入するのがおすすめ!
県内各所にある土産物品店でも数多く取り扱っているのですが、
せっかく沖縄に旅行に来ているのですから、ぜひ立ち寄って下さい。
■元祖紅芋タルト本舗 御菓子御殿 読谷本店 サトウキビ畑のど真ん中に建てられているのが、「御菓子御殿 読谷本店」です。
駐車場に入るとすぐに目に飛び込んでくるのが、エントランスにある巨大な花笠。
こちらの読谷本店では、紅芋タルト工場が併設されています。
ガラス越しからですが、この工場ラインを見学することもできます。
★カフェコーナーでは、出来立ての紅芋タルトが食べられる
読谷本店のように、店舗に工場が併設されている店舗のカフェコーナーでは、
工場で作られる出来たての紅芋タルトを食べることが出来ます。
出来たての紅芋タルトは、サクサクとしたタルトの食感が楽しむことが出来ます。
この食感は、出来たてでなければ味わえないため、かなりおすすめです。
▲御菓子御殿 読谷本店
住所:沖縄県中頭郡読谷村字宇座657-1
電話:098-958-7333 または0120-040-892
営業時間:8:30~21:00(8~9月のみ8:30~21:30)
定休日:年中無休
御菓子御殿公式ホームページはこちら
沖縄の県産フルーツオススメ購入スポット
沖縄の太陽を浴びた県産フルーツも、沖縄旅行のお土産にはおすすめです。県内各地の観光スポットとともに、ぜひ立ち寄ってほしい
オススメ購入スポットを2つ紹介します。
●東村特産品加工直売所「サンライズひがし」 プロゴルファーの宮里きょうだいの出身地でもある本島北部の東村は、
パイナップルで有名な場所でもあります。
■サンライズひがしで取り扱っているパイナップル
パイナップルの産地としても有名な東村の「サンライズひがし」では、
様々な種類のパイナップルを購入することが出来ます。
そのなかでも、ぜひとも紹介したいパイナップルがあります。
★ゴールドバレル
平成元年に、クリームパインとマクレガーST-1を交配させたことによって開発された、
新品種のパイナップルです。
黄金のように鮮やかな黄色をした果肉と、樽型の形が特徴のゴールドバレルは、
まだまだ生産量が少ないため、市場にはほとんど出回りません。
サンライズひがしに来たら、ぜひとも手に入れてほしいパイナップルです。
▲東村特産品加工直売所 サンライズひがし
住所:沖縄県国頭郡東村字平良550-23
電話:0980-43-2270
東村特産品加工直売所 サンライズひがし
公式ホームページはこちら
■ファーマーズ・マーケットいとまん「うまんちゅ市場」 那覇空港から、車で20分ほどの場所にあるファーマーズ・マーケットいとまん「うまんちゅ市場」は、
地元の生産者が、直接消費者へ販売する常設市場です。
新鮮な朝採野菜や、完熟マンゴーなどが並ぶ市場内では、農作物の一つひとつに、
生産者の名前が表記されており、作り手の顔が見える市場として地元でも人気の市場です。
店内では、宅配便の受付も行っています。
★ウマンチュ広場は、何しろ安い
私も普段からよく足を運ぶこの市場では、
平日であっても多くの客で店内はいつも賑わっています。
観光客の姿も見られますが、地元客も多く集まるこの市場の魅力は、
なんといっても安いこと!
しかも、生産者がそれぞれ値段を決定しているため、同じ農作物であっても、
値段も量も違うのが特徴です。
お目当ての商品であっても、値段を重視するか、量を重視するか、
生産者を重視するかはあなた次第です。
★新鮮な魚介類も楽しめる
うまんちゅ市場の隣には、糸満漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を扱う鮮魚市場があります。
1盛り300円から新鮮な刺身が食べられたり、濃厚なウニソースがかかった魚介類の串焼きなど、
様々なメニューが目の前で食べられるのも魅力の一つです。
▲ファーマーズ・マーケットいとまん うまんちゅ市場
住所:沖縄県糸満市西崎町4-20
電話:098-992-6510
営業時間:4~9月 9:00~20:00、10~3月 9:00~19:00
定休日:年中無休(年始及び旧盆ウークイは除く)
公式ホームページはこちら
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体験工房で手作りお土産のオススメスポット
沖縄には、様々な伝統工芸品があります。県内には、これらの伝統工芸品を観光客にも楽しんでもらえるように、
体験工房を設置している場所がたくさんあります。
その中でも、1つの施設で複数の体験工房があるおすすめスポットがあります。
●那覇市伝統工芸館 那覇市の観光スポットである国際通りに、様々な伝統工芸を体験することが出来る
おすすめスポットがあります。
それが、「那覇市伝統工芸館」です。
■全5種類の体験工房
那覇市伝統工芸館では、国際通り観光の合間に立ち寄れる好立地にもかかわらず、
全部で5種類の伝統工芸を体験することが出来る体験工房が設置されています。
伝統的な沖縄の染織工芸である琉球紅型体験をはじめ、
機織り機を使った本格的な首里織り体験、壺屋焼でのシーサー作り体験、
琉球漆器作り体験、再生ガラスを使った琉球ガラス吹き体験があります。
小さな子どもでも楽しめる体験だけでなく、大人の自由研究として
じっくり体験してみたい人にもおすすめのスポットです。
▲那覇市伝統工芸館
住所:沖縄県那覇市牧志3丁目2-10(てんぷす那覇ビル2階)
電話:098-868-7866
※体験工房によって定休日が異なります。電話での予約も行っていますので、まずはお問い合わせを!
公式ホームページはこちら
●体験王国むら咲むら 伝統工芸だけでなく、沖縄の芸能文化、自然、マリン体験など
全部で100種類もの体験ができるのが魅力なのが、
本島中部にある「体験王国むら咲むら」です。
★おすすめの伝統工芸体験
那覇市伝統工芸館で体験できる5種類の伝統工芸品以外にも、
まだまだ魅力ある伝統工芸品はあります。
特におすすめしたいのが、「かんから三線づくり」と「琉球藍染め体験」です。
かんから三線とは、沖縄がアメリカの占領下にあった時代、
捕虜収容所で配布されていた食料缶を使って作られたのが起源。
限られた材料であっても、音楽を忘れずに生きてきた沖縄の文化も含めて
体験することが出来ます。
さらに琉球藍染め体験では、琉球王府時代から伝わる伝統的な
琉球藍染めを体験することができます。
▲体験王国むら咲むら
住所:沖縄県読谷村字高志保1020-1
電話:098-958-1111
営業時間:9:00~18:00(特別営業の場合、9:00~21:00)
定休日:年中無休
公式ホームページはこちら
まとめ
定番のお土産から、南国フルーツショップ、伝統工芸体験など一気に紹介してみましたが、気になるスポットは見つかりましたでしょうか?
沖縄には、まだまだ県内各所に、魅力あるスポットがたくさんあります。
こうした観光スポットでの記念写真も、沖縄旅行のお土産の一つ!
いろいろなスポットを回って、お気に入りのお土産を見つけてみてくださいね♪
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