という話を聞いたことがある人も
多いのではないでしょうか?
たしかに、国内線であっても、妊娠後期の搭乗の場合は
診断書が必要になります。
となると、旅行や里帰り出産で飛行機を利用する時が
心配になります。
そこで、妊娠中に飛行機に乗ると
どのような影響を受けやすいのか見ていきましょう。
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目次
妊娠初期で飛行機に乗る時の影響は?
妊娠初期または妊娠超初期の段階では、母親本人に妊娠の兆候を表す自覚症状がないことも珍しくないため、
妊娠に気が付かないまま飛行機に乗っていたということもよくあります。
とはいえ、そのことが原因で赤ちゃんに影響が出た例というのは
ほとんどありませんので、問題ないと考えている人が多いようです。
ただし、安定期を迎えるまでは、つわりや食欲不振、
貧血などの症状が現れやすいため、妊娠が判明した後は、
様子を見て検討する人も多いようです。
●妊娠初期は診断書が必要?
妊娠初期の妊婦が飛行機に搭乗する場合ですが、
基本的には診断書の提示を求められることはありません。
実際に搭乗する予定の航空会社に事前に確認することが望まれますが、
ANAおよびJALの場合は、診断書は不要となっています。
とはいえ、これはあくまでも、「妊娠初期」に限ります。
●妊娠初期はどうして飛行機を避けた方がいいの?
妊娠初期は、母体への負担が流産の危険性を高めることもあるため、
安静と休息、十分な栄養補給が必要な時期です。
そのこともあって、妊娠初期の飛行機は避けた方が良いと考えられています。
●どうしても飛行機に乗らないと行けない時は?
冠婚葬祭などでどうしても飛行機に乗らなければならない場合、
次のような対策をしておくと、身体への負担を減らすことが出来ます。
■体の刺激が少ない服を選ぶ
座った状態で長時間過ごすため、身体をしめつける服を選ぶと、
それらが刺激となって体が緊張してしまいます。
少しでもリラックスした状態で過ごすことが望まれますので、
できるだけ体にストレスのかからない服を選ぶようにするのがポイントです。
■エコノミー症候群に気を付ける
長時間同じ姿勢を続けていると、身体への負担は重くなります。
座ったままでも出来る簡単なエクササイズを取り入れながら、
機内では過ごすようにしましょう。
■トイレの近くの席をキープする
妊娠初期は、つわりの症状が治まっていないことも考えられます。
ですから、気分が悪くなった時にすぐにトイレに移動できる席を
確保することが大切です。
また、予約時に妊娠していることを申告しておくと、
当日のフライトアテンダントにも情報が伝達されるため、
機内でも安心して過ごすことが出来ます。
旅行に行くなら妊娠中期
出産後は、赤ちゃんのお世話で一気に忙しくなります。そのため、出産前に旅行を楽しむ夫婦が最近増えています。
●妊娠5カ月ごろからがおすすめ
ちょうどこの時期は、16週目を過ぎた頃です。
お腹も少し目立ち始めますが、妊娠後期に差し掛かる
9カ月ごろと比べれば、足元も見やすく動きやすいため、
旅先でも比較的安全に観光することが出来ます。
●安定期でも、移動時間はできるだけ短く
比較的過ごしやすい時期ではありますが、妊娠中の体は疲れやすいものです。
ですから、無理のない行程を心がけ、移動時間も
できるだけ短くするようにしましょう。
また旅先では、普段と環境が変わるため、急に体調が悪くなることもあります。
急な体調の変化があってもすぐに病院に行けるように、
事前に宿泊地周辺の病院を探しておくと安心です。
また、母子手帳を持っていくことも、忘れないようにしましょう。
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妊娠後期の飛行機は十分注意が必要です
妊娠後期になると、予定日よりも早く出産を迎えることも考えられるため、妊娠初期とは違い、様々な準備や配慮が必要になります。
●診断書が必要になります
妊娠後期の場合、出産予定日の28日前から、
飛行機の搭乗に関して医師の診断書が必要になります。
●医師の同伴が必要になります
出産間近になると、診断書だけでなく、搭乗の際に医師の同伴も必要になります。
国際線の場合は予定日の14日以内、国内線の場合は7日以内という規定があります。
安心して飛行機を利用するためにも、搭乗予定の飛行機が
出産予定日の何日前にあたるのかを必ず確認するようにしましょう。
まとめ
妊娠中の飛行機は、過剰に不安と感じる必要はありませんが、やはり、無理をすれば母体だけでなく、おなかの赤ちゃんにも
影響出る可能性があります。
とはいえ、出産後の慌ただしさを考えれば、
リフレッシュもかねて旅行に出かけることもいいものです。
ただし、可愛い赤ちゃんとの対面をより感動的なものにするためにも、
妊娠中は無理をせず、できるだけ母体や赤ちゃんへの負担が
かからないように心がけることが大切です。
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