頑固な脇汗に悩んでいる人って、結構多いですよね?
きちんとこの部分の汚れが落ちていないと、
見られたときにすごく恥ずかしい思いを
しなければならなくなりますし、
気になって動きが小さくなってしまうということもあります。
でも、問題は、この脇汗の黄ばみが
頑固な汚れであるということです。
こまめに洗濯したとしてもなかなか落ちない脇汗の黄ばみに、
泣く泣く愛着ある服を処分してしまったという人も
少なくないのでは?
そこで今回は、頑固な咲き汗の黄ばみを
洗剤だけで簡単に落とす方法について解説していきます。
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目次
脇汗の黄ばみの正体は!
脇汗といっても、実は、「エクリン汗腺」から出る汗と、「アポクリン汗腺」から出る汗の2つがあります。
エクリン汗腺から発せられる汗には、ニオイはありません。
ただし、エクリン汗腺の一部が発達すると、
その部分から大量に汗が出てきますから、脇汗の原因にはなります。
では、アポクリン汗腺の汗がニオイの原因かというと、
それも正確には違います。アポクリン汗腺の汗も、汗そのものは無臭です。
ところが、わきの下には、皮脂腺もあります。
汗をかくことに併せて皮脂腺が活発に働くと、そこに皮脂が分泌されます。
わきの下に分泌された皮脂とアポクリン汗腺の汗が混ざると、
悪玉菌のような細菌が発生します。
さらに、汗によって湿った衣服は、細菌の繁殖に最も適した状態ですから、
皮脂とアポクリン汗腺の汗によって発生した細菌は、どんどん増えていきます。
しかも、アポクリン汗腺の汗には、「リポフスチン」と呼ばれる色素が含まれています。
色素ですから、シャツなどに付着すれば、変色します。
これが、シャツのわきの部分にできた黄ばみの正体なのです。
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黄ばみの落とし方その①簡単に洗剤を使って落とす
黄ばみは、かなりしつこいものです。それだけに、黄ばみ落としとなると、時間も手間もかかると思うものですよね?
そんな概念を打ち砕くような裏技とまではいきませんが、
できるだけ簡単に黄ばみが落とせる方法について紹介しましょう。
●ワキガ臭が付いた黄ばみ落としの場合
わきの黄ばみを落とすといっても、「ワキガ臭があるもの」と「ただの黄ばみ」では、
漂白剤の選び方が違います。
特に、ワキガ臭がある場合には、注意が必要です。
■ワキガ臭が付いた黄ばみ
酵素系の漂白剤を使わなければ、黄ばみが落ちてもニオイは残ったままになってしまいます。
■ワキガ臭が付いた黄ばみの落とし方
①バケツに、お風呂のお湯程度の温度に温めたお湯をいれ、洗剤を混ぜます。
そこに、酵素系漂白剤を入れしっかりと混ぜます。
洗剤と酵素系漂白剤が混ざったら、洗濯物を入れ、30分ほど浸け置きします。
②水で簡単にゆすぎ、そのまま洗濯機で洗濯します。
●臭いはないがひどい黄ばみが気になる汚れの場合
この場合は、皮脂汚れを落としてから全体の汚れを落とすということが基本になります。
この皮脂汚れに効果があるのは、「台所用洗剤」です。
まずは、黄ばみに台所用洗剤をぬります。
その後、歯ブラシなどで台所用洗剤をもみ込むようにしながら汚れを落としていきます。
あまり力を入れ過ぎると、生地を傷める可能性がありますから、
ここは丁寧に汚れを落としていきましょうね。
この後は、ワキガ臭が付いた黄ばみの落とし方と同じです。
他にも皮脂汚れが原因の黄ばみ落としには、台所用洗剤の代わりに、
クレンジングオイルを使うというのも効果があります。
生地にしみこんでしまった脂を浮かしてくれるため、生地を傷めるリスクが減ります。
黄ばみの落とし方その②手間はかかるがきっちり落とす
漂泊しても、洗剤を使っても落ちない頑固な黄ばみは、「煮洗い」という方法を使ってしっかりと落としていきましょう。
●煮洗いの方法
① 大き目の鍋に十分な水を入れ、洗剤と黄ばみが付いた服を入れ、沸騰させます。
② 沸騰したら弱火にし、そのまま30分ほど、時折かき混ぜながら煮込みます。
③ 火を止めたら煮込んだ衣服を取り出し、十分に水ですすぎます。
④ そのまま干します。
この煮洗いという方法は、今のような汚れ落としに効果が高い
洗濯用洗剤がなかった時代では、どこの家庭でも行われていた洗濯方法です。
汚れ落としに効果があるだけでなく、殺菌効果も高いため、
肌が弱い新生児などの衣服の洗濯などにもつかわれます。
まとめ
頑固な脇汗の黄ばみは、やはりひと手間かけなければ落ちないようです。でも、少しずつでもやっておかなければ、黄ばみはどんどんひどくなり、
しまいには着るのが恥ずかしくなるレベルになってしまうかも…。
でも、普段からちょっと手間を加えて洗濯するだけで、クリーニングに出さなくても、
黄ばみはしっかり落とせます。
ですから、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。
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