妊娠初期なんだけど寝汗がひどい!?何が原因?対策はある?

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妊娠初期の女性には、それまでとは違う様々な症状が現れます。

身体への不快感だけでなく、これからの将来に対する不安や、親になることへの不安など、様々な精神的な負担も加わります。

なかでも、よく耳にする妊娠初期の症状とは違う症状が出てくると、「私のお腹の赤ちゃん、大丈夫?」と考えてしまいますよね?

そこで今回は、あまりよく知られていない妊娠初期の寝汗について、ピックアップしてみます。

あなたが感じているこの症状の原因や対策とは?


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目次

妊娠初期の寝汗の原因は?

妊娠初期症状の中には、「寝汗をかく」という症状もあります。

寝汗をかくこと自体は、妊娠していなくても、誰もが体験していること。

そもそも人間は、正常な状態であっても、就寝中はコップ一杯分の汗をかくと言われています。

●寝汗をかくメカニズム
正常な状態の場合、寝汗をかくということは、就寝中の体温調節機能が働いている証拠だと考えられています。

睡眠は、脳の休憩タイムです。

人間の脳は、五感を通じて様々な情報を常に処理し続けています。

その情報量は非常に多く、しかも、起きている間は常に働き続けているので、脳の疲労はどんどんたまっていくと言われています。

この脳の疲労を回復させるために必要とされるのが、睡眠です。

疲労回復が必要だと感じた脳は、汗をかくように指示を出します。

身体から汗が出るということは、体温が下がるということ。

この「体温を下げる」ということが、脳を覚醒から入眠へと移行させるための条件だと考えられています。

だから人は、正常な状態でも、眠っている時に寝汗をかくと考えられています。


●妊娠初期の寝汗の原因って?
妊娠初期のママの身体は、プロゲステロンという黄体ホルモンの働きによって、正常値よりも体温が高い状態になると言われています。

一般的に、36.5~37.5℃の範囲まで体温が上がるといわれているので、平熱が低い場合は、これだけでも汗をかきやすい条件にあると考えられます。


■他にも考えられる妊娠初期の寝汗の原因
主な原因としては、妊娠初期の体温の変化が考えられるのですが、他にも、妊娠が原因で寝汗がひどくなる原因が考えられます。

★母乳を出す準備が原因
妊娠初期でも、女性の身体は、母乳を出す準備を始めると言われています。

母乳を出すために必要になるのが乳腺なのですが、この部分が発達すると、周辺の血流が活発になると言われています。

このことが原因で、胸周辺の体温が上がり、結果として寝汗をかきやすくなると考えられています。


★精神的なストレスが原因
妊娠が分かると、新しい命の誕生に喜びを感じる反面、将来のことやこれから起こる体への変化などに心がうまく整理出来ず、強い不安を感じることもあります。

こうした不安を自分の中で処理が出来ていれば良いのですが、心の負担を自覚できないまま、知らないうちにストレスが溜まってしまうことがあります。

ストレスによって、睡眠不足が続いたり、深い睡眠に達することが出来なくなると、脳は、身体を強制的に休ませようとして、体温を下げるために汗をかかせようとすると言われています。

これが、妊娠初期の寝汗にも関係していると考えられます。

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妊娠初期の寝汗はどう対策する?

妊娠中の寝汗が気になるのは、妊娠初期に集中していると言われています。

多くの場合、安定期と呼ばれる妊娠中期になると、体温も徐々に正常な値まで下がってくるので、それとともに寝汗も落ち着いてくると言われています。

ですから、深く考え込んで不安に思うのではなく、その症状にはゴールがあると考え直し、今の不快な状況をできるだけ改善するように、対策をしっかりとっていきましょう。


●寝る前に着替えのパジャマを準備する
寝汗が酷いと、夜中に寝汗が原因で起きてしまうこともあります。

その時、着替えずにそのまま二度寝すると、汗で体がべとべとしてなかなか寝付けなかったり、身体を冷やしてしまうこともあります。

そんな時は、枕元に着替え用のパジャマを準備しておきましょう。

目が覚めた時に、すぐに着替えられるようにしておけば、きっとあなたの不快感も軽減できるはずです。


●マタニティパジャマで快適な睡眠環境を整える
マタニティパジャマは、出産前後の入院時に必要なものと思われがちですが、実は、お腹が大きくなり始める頃から使っている人は、結構多いのです。

妊娠初期は、まだまだお腹のふくらみはそれほど目立たないものの、お腹は張りやすく、しかも、乳腺の発達によって敏感になった乳房や乳首は、ちょっとした刺激でも痛みを感じてしまいます。

このようなデリケートな妊婦さんの身体のために開発されているのが、マタニティパジャマ。

少しでも快適な睡眠をとるためにも、パジャマから見直してみるのもいいかもしれませんよ。

■おすすめのマタニティパジャマ









●リラックスできる音楽をかける
ストレスが原因でも寝汗をかくと言われています。

ですから、少しでも質の良い眠りを確保すれば、妊娠初期の寝汗は気にならなくなるはずです。

リラックス効果の高い音楽には、睡眠不足や外レスの解消にも効果があると言われていますので、一度試してみてはいかが?

■気持ちよく眠りにつけるおすすめの音楽

妊娠初期の症状には、これだけたくさんのことがある

妊娠初期のママが感じる様々な症状について触れておきましょう。

●そもそも妊娠初期とはいつからいつまで?
妊娠初期は、4~15週のことを言います。

妊娠3週目未満は、「妊娠超初期」といいます。


●妊娠初期の赤ちゃんってどうなってるの?
妊娠超初期では、赤ちゃんは人の形をしていません。

実際に赤ちゃんの身体や顔の形、手足の動きなどが確認できるようになるのが、妊娠初期。

ですから、妊娠初期になると、機械を使えば、赤ちゃんの心音や姿を確認することが出来るようになります。


●主な妊娠初期症状
妊娠初期には、次のような初期症状が現れることがあります。


■出血がある
ごく少量の出血が起こることがあります。

妊娠初期は、子宮内部がとても不安定ですので、ちょっとした刺激でも出血をしてしまうことがあります。

出血が見られたときには、自己判断はせず、病院に相談するようにするのが一番です。


■お腹が張る
妊娠初期症状でよく耳にするのが、お腹の張りです。

お腹の張りの原因は、子宮の筋肉が収縮することによって硬くなることが考えられます。

基本的にお腹が張る状態は、一般的な生理現象と考えられるので、それほど重大な症状ではないのですが、流産・早産などの可能性も考えられますので、十分に注意が必要と言われています。

■胸が張る・乳首が痛い
妊娠をすると、母乳を出すじゅんびを身体が始めます。

これによって、胸が張ったり、乳首がブラジャーに触れるたびに痛みを感じることがあります。

■便秘
黄体ホルモンの働きによって、腸の動きが鈍くなり、便秘が起こりやすくなります。

■頻尿・尿漏れ
赤ちゃんの成長に合わせて大きく成長する子宮が、膀胱を刺激することによって、頻尿を引き起こすことがあります。

また妊娠中は、ちょっとしたことでお腹に力が入ると、尿漏れを起こしてしまうことがあります。

■おりものの変化
妊娠すると、おりものの量が増えます。

これは、正常な生理現象なので心配はないのですが、色・匂い・形状がいつもと違っていたり、かゆみがある場合などは、何らかの感染症にかかっている可能性もあります。

早めに病院に相談してください。

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まとめ

妊娠初期の諸症状には、様々な症状があるとは言うものの、それぞれ個人差があるので、判断するのが難しいものです。

妊娠に関連した生理現象と思われるものも多いのですが、中には流産や早産につながる危険な兆候のサインということも…。

安定期といわれる妊娠16週以降までは、少しでも気になる症状があった場合は、できるだけ放置せず、かかりつけの先生に相談するようにしてくださいね。

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