引越しの挨拶の範囲って!?一戸建てやマンションの場合は!?

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新居へのお引越し。

荷物の搬入が終わったら、次にやらなければいけないのが、ご近所様への引越の挨拶です。

「引越の挨拶なんて、ほとんど意味ないんじゃない?」なんて、思うかもしれません。

もしかしたら、「引越の費用もかさんでいるのに、面倒でお金がかかるだけ」なんて思うかも…。

でも、引越の挨拶は、やっておくのとやらないままでは、その後の暮らしやすさに違いが出てきます。

それなら、どの範囲までご挨拶をするのがマナーなのでしょう?



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目次

引越の挨拶の基本は?

新居となる建物が、一戸建てであっても、マンションであっても、引越の挨拶の基本は同じです。

●引越の挨拶は誰がやるの?
引越の挨拶は、新たに住むことになった住人が全員で回るのが基本。

ですから、家族で新居に引っ越すのであれば、家族全員で回ります。

もしも、学生や未成年など、若い人の一人暮らしの場合は、親が同伴してあいさつ回りをするのがよいでしょう。

●引越の挨拶の意味
そもそも、なぜ引越後にあいさつ回りをする必要があるのかという疑問がありますよね?

その理由は、「挨拶」の意味が分かると、理解がしやすくなります。

挨拶の「挨」には、「押す」という意味があり、挨拶の「拶」には、「近づく」「進む」という意味があります。

ですから、挨拶には「押して近づく」「押して進む」という意味があります。

もともと「挨拶」という言葉は、禅宗の僧侶の間で、禅問答を繰り返すことを意味する言葉として使われていました。

これが転じて、コミュニケーションツールの一つとして、人と会った時に交わす受け答えのことを「挨拶」というようになりました。

引越の挨拶は、意味からすれば本来の禅宗の「挨拶」に近いもの。お互いが初対面ですから、

「相手がどのような人(家族)なのかということを推し量りながら、お互いの関係を推し進めていきましょう」ということになります。

●引越の挨拶はいつする?
引越の挨拶は、引越の当日に行います。

ただし、荷物搬入が夕方までかかってしまった場合や、平日の引越などでは、せっかく挨拶に行っても、時間的に遅くなってしまったり、不在が多かったりします。

この場合は、「引越前に挨拶を済ませておく」または「引越後2~3日以内に済ませる」のどちらかにしましょう。

●引越の挨拶の手土産
引越の挨拶の時に必ず準備するのが、手土産。

手土産の基本は、あまり奇抜な品物や高価な品物を選ぶのはお勧めしません。

金額の目安は、1000円未満とし、どなたでも気兼ねなく使うことができる日用品や消耗品、菓子類などがおすすめです。

■引越の手土産でおすすめの商品
いくら無難なものがよいとはいえ、引越の挨拶は相手との初顔合わせの場でもありますから、少しでもこちらの印象がよくなるように、センスの良い手土産を持参したいですよね?

そこで、1000円未満なのにセンスが良い手土産をいくつか紹介してみましょう。

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一戸建ての場合の引越の挨拶の範囲は?

一戸建ての場合は、「2世帯+3世帯+3世帯」が基本です。

●両隣の2世帯
まずは、最も近い両隣の2世帯に回ります。

●向かい側の3世帯
昔から、ご近所の範囲は「向こう三軒両隣」といわれていますから、自宅の向かい側にある3世帯も、引越の挨拶の範囲になります。

●裏側の3世帯
新居の裏側にも世帯がある場合は、こちらも含めてあいさつ回りをするのがマナーです。


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マンションの場合の引越の挨拶の範囲は?

マンションの場合は、「2世帯+2世帯+管理人」が基本です。

●両隣の2世帯
最初の基本は、やはり両隣の2世帯です。

引っ越しした後は、何かと顔を合わせることが多くなりますので、ここはしっかりと挨拶をしておきましょう。

●上下の2世帯
上下の2世帯への挨拶は、騒音対策として行います。

特に、小さな子供がいる場合、家の中を走り回る音やテレビの音などが、床や天井を通して聞こえてしまうこともあります。

このような場合、上下の住人があなたの家の家族構成を知っていることによって、お互いに理解しあう関係ができるので、大きな騒音トラブルに発展することを避けることができます。

●管理人
マンションの管理人は、入居後に何かとお世話になる人です。

しっかりと家族の顔を覚えてもらうことで、防犯対策にもなりますし、万が一、住人同士のトラブルに巻き込まれたとしても、管理人にうまく仲介してもらうことで、問題を解決しやすくなります。


まとめ

引越の挨拶は、これからの生活をより快適に過ごすためには、どうしても大切なことです。

面倒かもしれませんが、「始めよければ終わりよし」とも言いますから、しっかりとごあいさつ回りをするようにしてくださいね。


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