パニック障害と診断された私が薬と上手に付き合えるようになった体験談。

パニック障害,パニック障害 診断,パニック障害 薬,パニック障害 体験談 私は、パニック障害をもっています。

正直言って、パニック障害とわかるまでもわかってからも、自分の症状や状態を正面から受け入れられませんでした。

それは、「私が仕事をしている」からであり「私が母親である」からでした。


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パニック障害と診断されるまでが辛い

私がパニック障害と診断されたのは、思い返せば子供が生まれてその子が2歳になったころです。

その頃の私は大学を卒業後そのままフルタイムで働くようになり、世間で言えば「仕事人間」のような私でした。

今もそのころと変わらない状態ではあるのですが、唯一違うのが子供が生まれたことにより「私の勝手で使えない時間が増えた」ということです。

●出産後の職場復帰後に異変が襲う 私の仕事はサービス業です。

しかも24時間営業が当たり前の仕事です。

当時の私は部署の責任者であり、仕事に立っている時の責任感やプレッシャーはかなり感じていました。

でもどちらかといえばその責任感やプレッシャーは私にとっては心地よいもので、仕事をすることで犠牲になるものがあったとしても特にいやな思いをすることもありませんでした。

そんな私にひと時の休息となったのが妊娠。出産直前まで働いていたものの、それまで対立していた部署の責任者ですら気遣ってくれることに、満足感を感じながらも不満を感じる私がいました。

ほどなく産休と育休を取り、子供が1歳を迎える頃に職場復帰をした私。

今までと変わったことはたくさん体験したものの、それに対してストレスを感じているとは思わなかった私がその1年後に宣告されたのが、「パニック障害」でした。

心療内科に通うことに対する葛藤

パニック障害が分かったのは、職場復帰してから1年くらいした後、強い疲労感を感じていた時のことです。

子どもの保育園のために職場を変えることにした私。

それまでと同じような仕事を求めるのではなく、子供の生活を重視して生きてみようと考えた結果、職種そのものを変える決断をしていました。

最初は何事もなく日々を過ごしていたのですが、運が悪いことに再就職先がNPO施設で、たまたま転職したタイミングがその団体が受けていた助成金が切れるタイミングでした。

福利厚生が整っているというだけの理由で決めたはずの転職。

先が見えない仕事を続けている時に、そのNPOの代表からいわれた一言が「お金が欲しければ自分で仕事を作らなきゃね?NPOは会社じゃないんだから」。

その一言に今の私は別に何も思う気持ちはありません。

「そうか、NPOってそんなもんなのか」という気持ちもあったかもしれませんし、「面接の時にはっきり言えよ!」という怒りがあったかもしれません。

でもどちらであったにしろ、子どもを1人で育てていた私にとってはそれは死活問題でした。

●社会保険が切れたことで吹っ切れた心療内科 それまではNPOに所属しているということで、社会保険に加入させてもらえていた私。

実はそのNPO団体に就職を決めたのも、社会保険が切れないことを前提に考えていたからでした。

金銭面の負担というよりは、「社会とつながっている証」として持っておきたかった社会保険証。

就職した先のNPOが締結していた契約が終了してしまったことによって、私の計画していた将来は振出しに戻ります。

たぶんこの時が一番心が辛かったのだと思います。

何しろ今思い出しても当時の記憶がほとんど残っていません。

残っているのは、混雑する商店街のど真ん中で急に頭がくらくらして、気が付いたら道路に転がっていたことだけ。

それからは、外に出ることすら怖くて閉じこもる日々を過ごすことになります。

さすがに小さな子どもを1人で育てている身としては、子供の食事のためにも買い物に出かけなければならないわけです。

でもやらなければいけないと思えば思うほど、家のドアすら開けることが出来ない毎日。

さすがに「頭がおかしくなっているのかもしれない」と思ってでかけたのが、徒歩10分の場所にあった心療内科でした。

●「あ!パニック障害ですね!」の一言に救われた 心療内科など行ったことがなかった私。

「私は精神疾患があるの?」「普通の生活が出来ないの?」など様々な葛藤を繰り返しながら、心療内科の待合室で待っていた私。

周りを見ると、なんだか目がうつろな人ばかりがいるように見えます。

「もう普段の生活に戻れないんだな…」と諦めかけていた時に、診察室で先生に言われたのが「パニック障害ですね!」の一言。

しかも、ものすごく端的に。

ものすごく簡単に。

今ならわかるのですが、はっきりと病状を告知してもらったことによって、私の病気との向き合い方も変わりました。

もちろん当時の私には、全くわからないことなのですが…。

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自分が病気なんだと分かれば怖くない

今思い返してパニック障害で何が一番つらかったかといえば、「病気であることが分かるまでだ」と断言できます。

私自身未だにパニック障害の症状と戦っています。

でも体に起こる変化やネガティブな感情に対して、それらを引き起こすおおもとの原因がわからなかったとしても症状を起こす要因としてパニック障害があることを理解しています。

つまり、「私はびっくりするような症状を引き起こすことがある病気にかかっているんだ」ということが分かるわけです。

これは、私にとって大きなことです。

まとめ

こうして私の体験談を紹介してみましたが、未だに私はパニック障害の発作に襲われることがあります。

はっきり言いますが、偉そうに過去のことを話していたとしても未だに私はその症状に振り回されているのです。

でも体験したからこそ言えることがあります。

「病気なんだと分かれば何も怖くない」と!病気であれば、薬があります。

薬を飲まなくても治す方法はありますが、努力しなくても薬で何とか症状を抑えることもできます。

まずは自分がどうしてこんな状況になっているのか、その本当の原因を知ること。

それが、これからも長く続く人生には必要なことなのだと思います。

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